お金が貯まらない原因は「安月給だから」ではない

「仮想通貨なんてめんどくさい」「株式投資はよくわからない」 「……だけど、お金については、なんとなく不安」貯金、投資、節約――結局なにをどうすればいいのか、わかりやすい答えが知りたい……! そこで、「お金のプロ」である田口智隆さんの著書『入社1年目のお金の教科書』より、お金の貯め方、使い方、増やし方まで、20代におさえておきたいお金の基本をご紹介します。

ほとんどの夢は「貯金」だけで叶う

「宝くじで5億円当たったとしたら、あなたはどうしますか?」

先日、テレビの情報番組を観ていたら、レポーターが道行く人たちにアンケートをとっていました。その結果は以下の通りでした。

1位:貯金

2位:家を買う

3位:車を買う

4位:親孝行

5位:ブランド品を買う

6位:仕事を辞める

7位:住宅ローンを返済する

8位:美容で自分磨き

9位:株式購入

10位:世界一周旅行

いかがでしょうか。あなたもこのうちのひとつを答えたかもしれませんね。

しかし、お金の使い道をもう一度よく見てください。あることに気づくはずです。

1位の貯金、6位の仕事を辞めるは別にしても、そのほかはすべて宝くじが当選しなくてもできるものばかりです。

車やブランド品は節約して貯金をすれば買えないものではありませんし、最も高額な家でさえ、貯金を続けていれば購入できます。それは、自宅を購入する人がまわりに多いことを考えればわかるはずです。

言うまでもありませんが、1位の貯金も、宝くじが当たらなくてもできることです(さすがに、仕事を辞めるのは貯金だけでは難しいかもしれませんが、投資をすれば可能です)。

貯金だけで2年で500万円の借金を返済!

ここで何が言いたいかというと、「宝くじに当選しなくても、人の夢や願望はきちんと貯金に取り組むことで実現できる」ということです。宝くじほど夢はありませんが、貯金は確実にあなたの人生を豊かにするパワーをもっているのです。

お金を貯められない人にかぎって、「宝くじでも当たらないかなあ」とぼやき、律儀に毎回宝くじを購入しています。ジャンボ宝くじが当選する確率は1000万分の1といわれています。一説には雷に打たれて死亡する確率と同程度ともいわれますが、いずれにしても一生買い続けても当選する確率はかぎりなく低いのはたしかです。 そもそも当選金の割合(還元率)は、法律によって%以下に決められているため、宝くじで儲けようという発想自体がおかしい。宝くじはあくまでも「夢を買う」ものなのです。

私自身500万円超の借金を返済できたのも、お金との付き合い方を見直し、お金を貯めることができたからです。

28歳で塾講師を辞めた私は製薬会社のルート営業職に転職し、年収は500万円以下にダウンしました。それにともない、飲み会やキャバクラ、ギャンブルをやめたのはもちろんのこと、高級マンションから安アパートのワンルームに引っ越し、食費もできるかぎり切り詰めました。

その結果、約2年で500万円超の借金を完済しました。年収の半分以上を返済にまわしたわけですから、貯金もバカにできません。

お金と上手に付き合っている人は、「貯める」という基本が身についています。

入社1年目のあなたも、ぜひ「貯める」ことの大切さを知り、貯めるのが苦にならない「貯金体質」を目指してください。

お金が貯まらない原因は「安月給だから」ではない

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田口智隆

「仮想通貨なんてめんどくさい」「株式投資はよくわからない」 「……だけど、お金については、なんとなく不安」貯金、投資、節約――結局なにをどうすればいいのか、わかりやすい答えが知りたい……! そこで、「お金のプロ」である田口智隆さんの著...もっと読む

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tomotaka_T 「!」と題して、お金が貯まる人の目標設定の立て方についてお伝えをさせて頂きました。 https://t.co/jQcIKAMUcP 1年以上前 replyretweetfavorite