働かざる者プレーすべからず。女子アスリートの現実は厳しい。

アメリカで活躍したスマイルジャパン。現地ロサンゼルスの新聞に大きく取り上げられた。日本へ戻るとどうだろう。空港の迎えなどなし。選手たちは職場へ直行した。働かざる者プレーすべからず。女子アスリートの現実は厳しい。その上、品川リンクの閉鎖が経営議題に。どうする、アン?

*主人公は無瓢 庵(ムヒョウ アン)。背番号99。23歳。アスリート&中華料理のシェフ見習い。実際の女子アイスホッケー代表チーム「スマイルジャパン」に架空のアスリート、アンが参加して物語は進みます。

52.啓太のため息が聞こえた。私も何を言っていいかわからない。

「品川が閉鎖に決まった」

「え!」

「俺は閉鎖計画を進める担当だ」

 前から聞いていたこととはいえ、心臓がどくんと鳴った。

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小説「スマイル」。女子アスリート冒険物語

松宮宏

「スマイルジャパン」に架空の選手「アン」を加えて進む小説。アメリカでアイスホッケーに出会った「アン」はジュニアを経て全米大学選手権で活躍する。日本代表はアンを帰国させるがソチは全敗、アンが所属する事になった社会人チームもリンク閉鎖の危...もっと読む

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