芸術を仕事にする勇気がなかった私が選んだ道

【管理人の夢①】
銀行で働きだして、もう2年になる。しかし、その職場の殺伐とした雰囲気に心理的にははには既に限界を感じていた。そんな自分の唯一の楽しみは、仕事が終わったあと、マンガ投稿サイトに自分の作品をアップすることだった――
<WEAVERの河邊徹がドラムスティックからペンに持ち替えて描いた作家デビュー作!>


イラスト:堀越ジェシーありさ



 走り回った景色があった。

 毎日いても飽きないほど、そこは色と音に溢れていた。

 流れていくカラフルな液体。転がる小さなボール。

 ごうごうと音を立てて、その機構は休みなく稼働する。

 ここには自分を叱る人が誰もいない。

 いつまでここに、いられるのだろう。

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夢工場ラムレス

河邉徹

WEAVERのドラマー・河邊徹の作家デビュー作。バンドで作詞を担当してきた河邊の 〝言葉の世界〟をドラムスティックからペンに持ち替え、描いた「夢」をテーマにした長編作。 ...もっと読む

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