​大航海時代、船乗りを救った健康食とは?

『最強の健康法 病気にならない最先端科学編』において、医学博士の板倉弘重氏は、「血管壁の主成分は、コラーゲンです。したがって血管を強くするには、体内でコラーゲンが十分に作られるようにすること。コラーゲンの材料であるタンパク質は体内でアミノ酸に分解され、これがビタミンCと結びつくことによってコラーゲンに変換されます」
このビタミンCに関して、大航海時代から重宝された食品があるという。一体何だろうか?

【高血圧予防の極意1】ビタミンCを摂取し、血管を強化しよう—コラーゲンの生成を促進

・血管壁はコラーゲンでできている—タンパク質をコラーゲンに変える

ビタミンCの重要性高血圧の最大の問題点は、血管に負担がかかることだということが理解できた。そのために、まず血管を強くする食事をとろうという話だが、一体何を食べればいいのだろう。

「血管壁の主成分は、コラーゲンです。したがって血管を強くするには、体内でコラーゲンが十分に作られるようにすること。コラーゲンの材料であるタンパク質は体内でアミノ酸に分解され、これがビタミンCと結びつくことによってコラーゲンに変換されます。

そのため、コラーゲンそのものをとるだけではなく、タンパク質と合わせてビタミンCもふんだんにとるといいでしょう」

コラーゲンといえば、肌を健康に美しくするというイメージだったが、「コラーゲンは人間の体を作る主成分の一つです。骨も肌も、そして血管壁もすべて、コラーゲンでできているのです」と板倉氏は説明する。

・大航海時代、「レモン」が船員の命を救った!

確かに血管壁も血管の「肌」と考えれば納得がいく。それにしても、コラーゲンの生成にビタミンCが欠かせないとは、初耳の人も多いのではないか。

「これに関しては面白い逸話がありますよ。大航海時代、長い船旅に出た船乗りたちが、壊血病と思われる症状で倒れてしまいました。初期の大航海時代に、生きて故郷に帰れた船乗りは少なかったんですね。

その原因はビタミンC不足にあったのです。レモンをとると壊血病にかからなくなることが知られるようになってからは、航海に必要な食料として地中海沿岸でレモン栽培が活発になったと考えられています」

陸ではさまざまな食物から十分とれていたビタミンCが、航海中に不足し、そのせいでコラーゲンが十分に作られなくなり、血管がもろくなっていたというのである。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
最強の健康法 病気にならない最先端科学編

ムーギー・キム

【これで健康本は最終決着!「本当に効果のある、100歳までの健康法とは?」】 50人を超える一流の名医・健康専門家オールスターチームが集結! 最強の信頼性を担保するべく、 東大医学部で教鞭をとる中川恵一氏と、 順天堂...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

marekingu 大航海時代、船乗りを救った健康食とは? https://t.co/CuczBNA6ke #スマートニュース 2年以上前 replyretweetfavorite