自信がなくても手の動きだけで堂々と魅せる方法
人前で話すとき、身動きをすることなく、話し続ける人がいます。動きがないと、聞いている人は緊張しますし、話し方も単調になりがちです。何かを情熱的に伝えたいなら、身振り手振りをまじえて話しましょう。身振り手振りを使って話すことは自分の緊張をやわらげる効果もあります。緊張するとうつむき加減になり、体が縮こまっていきます。それに合わせて声も小さくなってしまいます。
しかし、身振り手振り、体を動かしながら話すと、体が小さくならずにすむので、緊張を防ぐことができます。さらに、手を動かしながら説明すると、堂々として見えるので、説得力も増します。手を使ったジェスチャーには、次のようなパターンがあります。
●胸に手を当てる
●腕を開き、両手のひらを見せる
●指をさす
●手を上下させて「高低」を表現する
●手で円を描いて「大小」を表現する
●「売上が上がる」と言いながら、腕を斜め上の方向に動かす
ただし、体が動きすぎると、落ち着かない印象になってしまいます。よく見かけるのは、手を動かしすぎるパターン。タレントの鈴木奈々さんが手を激しく動かして話している姿はおもしろいですが、動きに気をとられてまったく話の中身が入ってきません。また、話している最中に、無意識に頭が左右に揺れてしまう人がいますが、これも落ち着きを欠き、不安定な印象を与えてしまいます。
予期せぬ質問には「質問の復唱」
ミス・ユニバースの大会本番では、自己PR、水着審査、ドレス審査のあとに、質疑応答の時間が設けられています。審査員からの質問は多種多様です。「夢を教えてください」「名古屋の街の魅力を教えてください(愛知大会の場合)」というオーソドックスなものから、「首相になったら何をしますか?」「歴史をひとつ変えられるとしたらどうしますか?」「恋と愛の違いは?」「人種差別はどうすれば解決すると思いますか?」といった、答えるのが難しいものまで、さまざまな質問に対応しなければなりません。
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