素人でもアナウンサーになれた理由

「伝えたいことがうまくまとまらない」「ついつい長話をしてしまう」「自分の印象をよく見せたい」その悩み、すべて「20秒」で話せば解決します! 今回は佐藤まみさんがアナウンサーになれた理由と「20秒トーク」のメリットを、書籍『20秒で自分の魅力を伝える方法』より、ミス・ユニバース・ジャパンビューティーキャンプ講師の佐藤まみさんが解説します。

素人だった私がアナウンサーのオーディションに受かった理由

短い時間であっても、自分の魅力や考え、やる気など内面をアピールできれば、相手に印象を残すことができます。

私は大手航空会社のグランドスタッフを辞めたあと、プロのダンサーに転身しました。自分の気持ちに向き合い、「一度きりの人生だからこそ、後悔なくやりたいことをしたい」という思いと、タイミング良くスカウトをされたということもあり、思い切ってダンスの世界に飛び込んだのです。プロダンサーとして舞台に立ちながら、ダンス教室で一般の人向けにレッスンをする日々……。好きな仕事だったので毎日充実していたのですが、26歳のとき、ふとこんな思いがよぎりました。「私は生涯、仕事をし続けたい。でも、年齢を重ねて体力が落ちてきたらダンスの仕事は続けられなくなる……」。私は常日頃から女性の社会参画について考えることが多く、生涯仕事をして輝き続けたい、経済的にも自立していたいと思っていたので、ダンスの仕事にはいったん区切りをつけて、別の道に進むことを決意したのです。

そこで、私が選んだのは「話す仕事」。グランドスタッフ時代に「佐藤さんの館内アナウンスは聞き取りやすくていいわね」と先輩に褒められたことが、ずっと記憶に残っていたからです。

「話す仕事といえばアナウンサー」としか思いつかなかった私は、タウンページをめくりながら、片っ端から放送局に電話をかけました。

「素人でもできる話す仕事はありませんか?」当然、ほとんどは門前払いの状態でしたが、唯一、エフエム愛知(現・@FM)というラジオ局で話を聞いてもらえて、「あさって締め切りですが、アナウンサーのオーディションがあります」と教えてもらいました。

急いで履歴書と課題を録音したデモテープを放送局に持参したところ、なんとか書類選考を通過し、面接試験へ進みました。当日、面接会場に行くと、30人ほどの一次通過者がいたのですが、ほぼ全員がプロダクション所属で、事務所のマネジャーや関係者と一緒に来ていました。つまり、話す技術がまるでない素人は私だけだったのです。しかも、他の応募者はリクルートスーツを着ているのに、私は一人だけ赤色のワンピースを着て、完全に浮いていました。

会場に到着した瞬間、場違いであることは私も理解しましたが、逆に吹っ切れました。「ダメでもともと。今日は楽しもう!」と気持ちを切り替え、ワクワクとした気分でグループ面接に臨みました。

すると、驚いたことに面接に合格し、晴れてラジオ局のアナウンサーになることができたのです。

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20秒で自分の魅力を伝える方法

佐藤まみ

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kawac ”本当の話し上手は、口数は多くなくても、コンパクトに言うべきことを伝えています” ...うん、自分が話し下手な自覚ありますわ... - 2年以上前 replyretweetfavorite

marekingu #スマートニュース 2年以上前 replyretweetfavorite