原稿がないから話が長くなる
「話上手な人=ペラペラと話せる人」というイメージがあるかもしれませんが、よどみなく長く話せても、その内容が相手に伝わるようにまとめられていなければ意味がありません。
一見、ペラペラと話せているようでも、話しているうちに結局何が言いたいのかわからなくなったり、話の着地点を見失ったりする人をよく見かけます。結局、そういう人の話は無駄に長くなりがちで、聞き手に「いったい何を伝えたいのかわからない」という印象を与えてしまうのです。
話が長くなる人に共通しているのは、事前に原稿をつくっていない、ということです。話す前に原稿をつくっていれば、言いたいことと、言わなくてもいいことをはっきりさせることができるので、途中で脱線することもありません。原稿がないから話がまとまらず長くなり、結局、言いたいことが伝わりません。また、話しているうちに「こんな話もあった」とアイデアが浮かんできて、どんどん話が長くなってしまいます。
プレゼンやスピーチなど、自分の言いたいことを伝えなければならないシーンでは、事前に原稿をつくることをおすすめします。一言一句つくる時間がなければ、せめて箇条書きで、何を話すかは明確にしておきましょう。
原稿をつくらない人の特徴は2つ。
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