予定がある日に、みなさんはメイクをどうしていますか?
リップやチークの色選びを変える? ちょっとだけアイメイクをきちんとする?
私はいつもイメージに合わせて、基本の「スマイルメイク」をベースに、軸を変えて考えます。
ほんの少し濃い目に仕上げた「きちんと」。対極に、なるべく軽く仕上げた「薄づき」。
例えば、「きちんと」させる場合には、ファンデーションやチークをパウダリータイプにしたり、「薄づき」にしたいならば、ウォータリータイプや練りチーク、グロスを中心に仕上げるなど、質感などで使い分けをしています。
続いて「クール」と「フェミニン」の2つの要素。「クール」の場合は、落ち着いた色みやシャープなライン。「フェミニン」の場合には、可愛らしい色やぽってり感、丸みを強調させます。
これらの組み合わせでシチュエーション別のメイク、予定に合わせてイメチェンが可能に。
例えばオフィス。この場合には、「知的」「きちんと」している印象を求められます。要素でいくと「きちんと」×「クール」な要素を組み合わせます。
そんなときは、「眉やアイライン」を少しだけ濃くキリッと「上昇ライン」を描くようにします。色みは逆にシックに抑えて、「オフィシャル」なイメージに。キラキラを抑えて、ハイライトやチークで、メリハリ感を少し際立たせると、クールな印象が生まれます。
今回は、少し詳しく「仕事で予定がある日」のメイクのテクニックをご紹介します。基本の「スマイルメイク」をベースにしたアレンジです。
Change1 アイラインは上昇、眉は長めに
”たれ目”ラインをおすすめしている「スマイルメイク」ですが、この場合、目尻を描くときに、指でほんの少しだけ目を下に引っ張りながら描きます。こうすると手を離したときに、さりげなく上昇ラインに仕上がるのです。このとき角度をつけすぎないようにするのがポイント。
そして、眉はこの写真を参考に。いつもは口角と目尻を結んだ延長線上が、眉毛の描き終わりですが、オフィシャルなイメージを強く打ち出したい場合は、小鼻と目尻を結んだ延長まで描きます。普段より長く描きます。少し濃い目にすると凛とした雰囲気が生まれます。
続いてアイメイク。
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