頭がおかしいけれど憎みきれない女との最高傑作

無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』。去年末にcakesで掲載し、そのファンキーな内容が話題となりました。現在、cakesでは続編(書き下ろし)を準備中です。続編がスタートするまでの間、『おっぱいがほしい。』の未掲載分をお楽しみください。

2016年12月1日

 久し振りに気合いを入れて書き物。一文を保育園に送った後、力尽きたところで宅配便に起こされた。送り主は新潮社。

 うとうとしていたら今度は保育園から電話。一文が三九℃を超える熱だという。迎えに行った足で病院に行きたいが、木曜午後は近所の掛かり付けはどこもお休み。

 タクシーでちょっと遠い小児科へ。超満員で二時間待ち。男親は自分だけの中、一文がぐずるので、眠さを堪えて立ってあやす。おおよ、おまえのほうがつらいよなあ。

 診断結果はプール熱(アデノウイルス)。扁桃腺が腫れて膿が出ていると。

 高熱は次の日まで続き、5日まで保育園を休んだ。

2016年12月7日

 テレビを観ていたら、ヒロミが、松本伊代が砂糖と塩を間違えただけで一ヶ月間クチをきかず、奥さんのいる寝室ではなくソファで寝ていたという。

 妻にメールで伝えたところ、

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この連載について

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おっぱいがほしい!—男の子育て日記

樋口毅宏

子育ては、この世で一番ハードでクリエイティブなワークだ! 無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』を特別掲載します。 美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏...もっと読む

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