息子の頭がデカすぎて、サイズが見つからない

無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』。去年末にcakesで掲載し、そのファンキーな内容が話題となりました。現在、cakesでは続編(書き下ろし)を準備中です。続編がスタートするまでの間、『おっぱいがほしい。』の未掲載分をお楽しみください。

2016年11月2日

一文、一歳の誕生日。

 ここまで長かったなあ。生まれたばかりの頃は作家の想像力をもってしても、一年後を思い浮かべることができなかった。感慨ひとしお。

 記子の実家からお祝いに紅白の餅が送られてきた。一個で八百グラムもある。福山市の習わしらしく、これを担いで歩かせると、「一生食べ物に苦労しない」という。

 御丁寧に餅を入れるリックまで付いている。無理矢理背負わせて歩かせようとするが、いかんせん重くて転ぶ転ぶ。ギャン泣き。

 これって虐待じゃないのかと思いつつ、動画を撮って義母に送る。

2016年11月4日

 毎月頭に保育園から配布されるたよりには、その月に誕生日を迎える子の名前が載るが、一文の名前がなかった。

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この連載について

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おっぱいがほしい!—男の子育て日記

樋口毅宏

子育ては、この世で一番ハードでクリエイティブなワークだ! 無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』を特別掲載します。 美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏...もっと読む

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