手作り「桜の花の塩漬け」で、いつもの料理が春っぽく変身。

桜の花は散っても、「桜の花の塩漬け」はまだまだイケる。素晴らしい香りと、ライトな梅干しのごとき食欲をそそるしょっぱさは、桜湯にして飲むだけではもったいない。料理に添えれば、いつもの料理が見違えるのです。ほんのり桜の香りがして、まるでどこぞの料亭か気の利いた小料理屋の一品のようです。この「桜の花の塩漬け」手作りもできちゃうんです。『もうレシピ本はいらない 人生を変える最強の食卓』好評発売中。

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桜の楽しみ

 みなさまこんにちは。今年の東京は、桜が早く咲いて、早く散ってしまいました。ぐずぐずしている間にすっかり花見のタイミングを逃してしまったアフロです……。

 で、どことなく釈然としない思いを抱いていたのですが、よくよく考えてみれば、なにも花はサクラだけじゃありません。っていうかサクラだって、ソメイヨシノは散ったが八重桜は今が盛りじゃあないですか。でもみんなソメイヨシノばっかりに注目するので、八重桜が満開でもほとんど誰も見向きもしやしねえ。っていうか私もずーっとそうでした。なんと視野の狭いことであったか。でもね、今年の私は一味も二味も違うんです。というのも、ふと「いいこと」を思いついてしまったからです。

 それは……「桜の花の塩漬け」づくり!

 桜の花の塩漬け。

 お茶にして飲んだ経験のある人は結構いらっしゃるのではないでしょうか? 和菓子のアクセントに使われていたりもしますよね。でもお茶やお菓子だけじゃなくて、料理にも使えるんです……ってことをつい最近自覚しました。というのも、知り合いに桜の塩漬けをたくさん頂くという幸運に恵まれ、その香りの素晴らしさと、ライトな梅干しのごとき何とも食欲をそそるしょっぱさに、これはお茶以外にも色々と使えるのではとトライしてみたらすっかりハマってしまったのです。

 例えば、たまねぎやジャガイモや白身魚の天ぷらに、この塩漬けを乗っけて食べる。あるいは大根やカブを塩もみにするとき、この桜の塩漬けを混ぜてモミモミする。

 いずれもほんのり桜の香りがして、まるでどこぞの料亭か気の利いた小料理屋の一品のようですぞ。

 で、中でも最近ハマってしまったのが、先日ご紹介した「おから漬け」のモトとなる「おから床」に投入すること。おからのふんわりとした甘さに、桜の香りと塩気が何ともオツなアクセントになって実に美味しいのです。

 と、大活躍を始めたと思ったら、大量にあった塩漬けがたちまちなくなってしまいました。買い足すとなると案外と高価なんですよね。お茶にして一つずつ大切に飲むなら高くてもいいんですが、食材として使うとなるとどうしても二の足を踏む価格です。

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アフロえみ子の「自由メシ!」

稲垣えみ子

アフロで無職で独身の、稲垣えみ子53歳。朝日新聞退社後、激変したのは食生活。メシ、汁、漬物を基本に作る毎日のごはんは、超低予算ながら、本人はいたって満足。冷蔵庫なし、ガスコンロは一口、それでもできる献立とは!? レシピ本不要、作り置き...もっと読む

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