bar bossaの婚活パーティになぜ男性が集まらないのか
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
bar bossaで月に1回、「知らない異性10人と出会って話す会」という名前の婚活パーティを開催しているんですね。これ、僕のnoteで告知しているのですが、女性はあっという間に満席になってしまうんです。毎回テーマをもうけるのですが、特に「料理好き集まれ」とか「映画好き集まれ」みたいなのだと、本当に数時間で埋まってしまいます。
問題は男性でして、毎回すぐには埋まらなくて、何度も何度もツイッターとFacebookで「今回は『本好き集まれ』です。周りに恋人がいなくて、本が好きな男性はいませんか? その彼に『これ出てみれば?』って勧めていただけませんか? 女性も本好きの人が来るので、編集者とかライターの男性だったりするとモテますよ」って感じで告知しているんです。
それでもすぐには集まりません。一般的にはこういったイベントだと女性の方が集まらないそうですが、なぜなのでしょうか。まず、僕のnoteをチェックしてくれている人は、都市部のマスコミ業界周辺で働いている人が多いという特徴があります。以前、見かけた調査では、マスコミ業界は女性の方が結婚していない率が高いということでした。酒井順子の名著『負け犬の遠吠え』でも、マスコミ周辺で働いている女性がどうして結婚しないのかという感覚を描写していました。そういった方々が応募してくださるんだと思います。
かといって、男性側はみんな結婚しているわけはありません。むしろマスコミ周辺は、男性も独身率が高い業界で、結婚していない男性もたくさん存在するはずです。その独身男性たちも、結構僕のnoteを見てくれているはずなんです。でも、応募しようとは思わないのでしょう。
正直、僕も気持ちはわかります。例えば僕が独身男性だったら、渋谷のバーの婚活パーティみたいなのに参加するか想像してみたら、まずしないと思います。なんか恥ずかしいし、そんな婚活パーティに参加するなんて、「おまえ、そこまで困ってるの?」なんて思われそうだし、そこでもしモテなかったらカッコ悪いし、「そんなことしなくても、いい出会いっていうのはあるはずだし」って自分の中で言い訳をして、まずそういう「出会い会」みたいなのは出ないはずです。
そう考えてみると、僕は「マッチングアプリ」もまず使わないだろうし、合コンも参加しないと思います。実際、僕は学生時代にも独身時代にも合コンに参加したことがありません。もしかしたら、僕のnoteを読んでくれるくらいなので、同じように感じている男性が多いのかもしれません。
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