スマイルジャパンが男子プロチームと対戦。マジ? 試合のルールは?

【小説の展開】ロサンゼルス・キングスとの対戦を組まれたスマイルジャパン。試合のルールが提示される。試合はどういう仕組みなのか? 仕掛ける方、仕掛けられる方、隠れている企みを見抜こうと走るが、カジノ王オードリーは生来のギャンブラーだ。疑いながらも胴元から提示された参加費100万ドルを支払う。しかし試合をするのはスマイルジャパンだ。アンたちの前にどんな未来が待っているのだろう?

*主人公の無瓢 庵(ムヒョウ アン)。背番号99。23歳。アスリート&中華料理のシェフ見習い。実際の女子アイスホッケー代表チーム「スマイルジャパン」に架空のアスリート、アンが参加して物語は進みます。

33.相手は娘っ子ですよ。掛け率は100対ゼロ。そんな試合誰も興味を示さない」「ますますわからんな」

 さて3日後。

 ジェリー・オードリー週末には最終決断を胴元に伝える約束をしている。

 トビーはテーブルの端からレポート用紙を並べた。

「ゲームの条件を整理しました」

 ジェリーは書類を見おろした。ミランダはカウンターに入った。

「コーヒーお飲みになる?」

「濃いやつ頼むよ」

 ジェリーは最初の書類に目を落としたままで言った。

「それでは」

 トビーが説明をはじめた。

 1、ロサンゼルス・キングス・シニアチームと日本女子代表スマイルジャパンとのエキジビジョン試合を行う。

 2、1試合のみ。1ピリオド20分の3ピリオド制。引き分けは前後半5分の延長。決まらなければ代表者3名によるゲームウイニングショット。ベンチ入りメンバーはスマイルジャパンが22名、キングスが11名とする。

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小説「スマイル」。女子アスリート冒険物語

松宮宏

「スマイルジャパン」に架空の選手「アン」を加えて進む小説。アメリカでアイスホッケーに出会った「アン」はジュニアを経て全米大学選手権で活躍する。日本代表はアンを帰国させるがソチは全敗、アンが所属する事になった社会人チームもリンク閉鎖の危...もっと読む

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