今回の話は、最初に言っておくと、少しこみいった話になることをお許しください。
ただ、住宅費を減らしたいとか、住宅購入を考えている人にとっては、間違いなく役にたつ話になると思うので、最後まで読んでみても損はしないと思います。
さて、みなさんが持ってる不動産業者に対するイメージはどんなものでしょうか? ちなみにぼくが抱いていた不動産業者に対するイメージはというと、「常にギラギラ獲物(物件)を探している」、「価格交渉のプロ」、「神経が図太くてがめつい」というものです。不動産業者の方には申し訳ないですが、成績がいい人ほどその傾向が強いのだと勝手に思っています。
その理由は、不動産取引を仕事にしようと思ったら、安く買って高く売るの一言に尽きると思うからです。全ての商売の本質が、安く買いたたき、できるだけ高く売りぬけることだとしたら、不動産の場合は価格が高い分、その差額も莫大なものになります。
不動産取引で利益を得るためには、誰よりもめざとく安い物件を見つけ、交渉してもっと安く手に入れ、少しでも高く売れるように工夫するといった肝力が必要になります。もしも、失敗したら莫大な損失を被ることになりますし、成功すれば莫大な利益を得ることになります。多少、図太い神経がなければ、そんな芸当は無理だと始めから諦めるでしょう。
しかし、上記のイメージに当てはまらない人でも、仕事として成立するということは、成功するメソッドがあるということでもあります。
今回は、ぼくが2015年7月に東京都品川区にマイホームを購入した時の話をしたいと思います。
もともと節約好きな僕が、家賃を払いたくないという理由から不動産投資の方法を必死で勉強して、知識を実践する機会をずっと待っていたのは、先週お伝えした通りです。
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