風呂場の感染予防掃除術
◇感染リスク ★★
◇潜んでいる病原体
MAC菌、カビ、緑膿菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌
◇引き起こされる病気、症状
肺MAC症(咳、たん、血痰など)、気管支喘息(咳、喘鳴、呼吸困難など)、感染性胃腸炎(下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱など)
風呂場の中で病気の感染リスクが高いのは、風呂フタの裏、排水口、浴槽内の給水口など、特にカビや雑菌が繁殖しやすい箇所が挙げられます。
濡れっぱなしにしておくと、カビや雑菌がどんどん増殖してしまうため、こまめな換気や、お風呂を使ったあとは水滴を拭き取るなどのひと手間が大切です。
子どものオモチャも、緑膿菌に汚染されている可能性があります。実際、お風呂で使ったオモチャによる緑膿菌の集団感染が発生した事例もあるため、管理には注意が必要です。