生まれながらにHIV陽性の少年」の部屋

「HIVとともに生きる若者の部屋」(南アフリカ)と「ジャングルの中の農家の部屋」(タイ)。ある若きフランス人写真家が6年かけて世界を旅し、55ヵ国1,200人のベッドルームを撮影。世界の「違い」を「同じアングル」であぶりだした壮大なドキュメンタリー作品がついに日本上陸。
都築響一も絶賛! 3月16日発売 『My Room 天井から覗く世界のリアル』より特別連載。

South Africa/南アフリカ

南アフリカ:「5人に1人がHIVに感染している」と言われる国
人口:5562万人 平均月収:14万円 公用語:英語、アフリカーンス語、バントゥー諸語

HIV とともに生きる若者の部屋

「僕の夢はラッパーです! 」
Kamagelo / 18歳 高校生

Dumela. O amogelesegile mo kamo-reng yame ya boroko. 「僕は両親や兄(弟)がそうであるように、生まれつきHIV陽性です。ですが、僕の話はここではごくありきたりなものです。」

世界4000万人のHIV感染者のうち、その70%はサブサハラアフリカ(サハラ砂漠より南)に生きる人々だ。ルステンブルクの高校生、Kamageloもその1 人。

彼の家は鋼板でできた「シャックハウス」だ。建築費用がもっともかからないこのような家に、数多くの家族が暮らしている。彼の父親は鉱夫だった。鉱山で働く者は、頻繁に売春婦に会いにいく。そして、彼の母親は父親に感染させられた。幼い頃から、彼は毎週病院に通うことを余儀なくされた。

しかし、彼には夢があった。

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都築響一も絶賛! 世界の「違い」を「同じアングル」であぶりだした壮大なドキュメンタリー作品がついに日本上陸!

この連載について

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My Room 天井から覗く世界のリアル

ジョン・サックレー

天井から、部屋を覗くと、世界が見えた。ある若きフランス人が6年かけて世界を旅し、55ヵ国1,200人のベッドルームを天井から撮影。格差、矛盾、夢、歴史…、世界の「違い」を「同じアングル」であぶりだしたドキュメンタリー作品。ナショナルジ...もっと読む

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コメント

tomatoma69 この記事、いいなぁ。文の取材内容もだし、部屋の写真がまたいい!こういえ話は日本の子供たちにも知らせるべき。👉内容 4ヶ月前 replyretweetfavorite

showatanabe0904 HIV問題や開発問題における様々なことが、ギュッと詰まっている記事。【記事】https://t.co/EbN3Xq2NdC 4ヶ月前 replyretweetfavorite

Nrva8iwlgctd #スマートニュース 4ヶ月前 replyretweetfavorite

yukihgs 何も不足していないのです。毎日が似通っていて、それが好きです。明日がどうなるか、いつもわかっています。 4ヶ月前 replyretweetfavorite