ある日「巨石が降って来た街」の部屋

「立ち退きを迫られるスラムの部屋」(エジプト)と「最先端デザイナーの部屋」(中国)。ある若きフランス人写真家が6年かけて世界を旅し、55ヵ国1,200人のベッドルームを撮影。世界の「違い」を「同じアングル」であぶりだした壮大なドキュメンタリー作品がついに日本上陸。
都築響一も絶賛! 3月16日発売 『My Room 天井から覗く世界のリアル』より特別連載。

Egypt/エジプト

エジプト:アラブ世界の中心国
人口:9560万人 平均月収:1 万8千円 公用語:アラビア語

立ち退きを迫られるスラムの部屋

「神など、信じられるものでしょうか。」
Azza / 19歳 主婦

カイロという世界都市の開発計画の裏側には、権力者たちの謙虚な者たち(スラム街の住人)に対する蔑視の態度が垣間見える。Azzaは、カイロでもっとも貧しい地区に家族と暮らしている女性だ。

開発業者たちは、彼女たちがこの地区から出ていくことをずっと望んでいる。今日も彼女を悩ませ続け、記憶に深く切り刻まれた惨事が起こったのは、彼女が12歳のときだった。ある土曜日の早朝、ちょうどラマダンの1週目に、丘から降ってきた巨大な石の塊がスラム街の家々を直撃した。

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My Room 天井から覗く世界のリアル

ジョン・サックレー

天井から、部屋を覗くと、世界が見えた。ある若きフランス人が6年かけて世界を旅し、55ヵ国1,200人のベッドルームを天井から撮影。格差、矛盾、夢、歴史…、世界の「違い」を「同じアングル」であぶりだしたドキュメンタリー作品。ナショナルジ...もっと読む

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