松井えり菜(アーティスト)→関口泰宏(バービーコレクター) Vol.4「趣味を持つってどういうことですか?」

今回のインタビュアーは、カルティエ現代美術館に収蔵されている『えびちり大好き』をはじめとする個性的な自画像作品や、ウーパールーパーをモチーフにした作品などで知られるアーティスト、松井えり菜さん。世界を股にかけ、精力的な活動を続けている松井さんが、”いま話を聞きたい人”として指名したのは、世界的なバービー・コレクターとして知られる関口泰宏さん。数えきれない程のレアなバービーたちが陳列された圧巻の関口コレクションに囲まれながら、失われつつある”ニッポンのもの作り”について、松井さんが鋭く迫ります。

趣味を持つってどういうことですか?

Q.私がこうして関口さんと会えたこともそうですけど、趣味を通して交流をすると、言葉を超えてつながれますよね。

関口:僕はそんなにたくさん友達がほしいというタイプではないけれど、同じ趣味を持つ人同士で集まって語らうのは至福の時間だし、人生の大きな一部分を占めていますよね。私はたまたまお金がかかる趣味になっちゃいましたけど、別にお金をかけることが大事ではなくて、例えば河原に落ちている顔に似ている石を集めているという人だっているわけですよね。人の趣味に乗じて商売をするような人もたまにいますが、根本的には純粋な人たちが多いような気がします。

Q.私、オモチャとアートって似ていると思うんです。ただそれを買うというのではなく、例えば、オモチャ屋さんのおじちゃんおばちゃんたちや、展覧会の会場にいる作家と話してからそれを買う。どちらも衣食住には関係のないものだからこそ、そういう触れ合いが大切なんじゃないかなと思うんです。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
いま、僕たちが話を聞きたい人

カンバセーションズ

インタビュアーという存在にスポットを当てるこれまでにないインタビューサイト「QONVERSATIONS(カンバセーションズ)」。毎回異なるクリエイターや文化人がインタビュアーとなり、彼らが「いま、本当に話を聞きたい人」にインタビューを...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード