Q.何の本でしょう?→谷川俊太郎の本に奥様が挿絵を描いた一冊

読みたい1冊はすぐ見つかるけど、その次の1冊が見つからないって「本好きあるある」の1つですよね。というわけで本日は、『夜中の薔薇』、『東京を生きる』、『すてきなひとりぼっち』の3つの「次の本」をご紹介します。【Kindle版発売中】『人生を狂わす名著50』より特別連載。作家、有川浩も推薦!

『夜中の薔薇』向田邦子
の次に読みたい3つの本

『貧乏サヴァラン』森茉莉
(筑摩書房)

元祖・独身女性の生活エッセイといえば森茉莉である。向田邦子も森茉莉も、永遠に女の人の味方だ。彼女の名随筆たちの中でも食べ物について語ったこちらのエッセイは、もう、最高。チョコレエト、クリイム、ウィスキイ、ビスケット……出てくる嗜好品が美味しそうなのなんのって。紅茶を片手に楽しみたい一冊。

『御馳走帖』内田百閒
(中央公論新社)

『夜中の薔薇』とタメを張れる、昭和の美味しそうな随筆。読んでいると、列車の中でビールとおつまみを食したくなります。夜中に読まないように注意。

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』 石井好子
(河出書房新社)

こちらも題名からすでにお腹が減ってくる、美味しいエッセイ。古き時代のパリの暮らしと、そこで食べた美味しいご馳走。オムレツ、オニオングラタン、ホワイトソース……うう、美味しそう。昭和の外国暮らしを綴った名エッセイです。


『東京を生きる』雨宮まみ
の次に読みたい3つの本
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『人生を狂わす名著50』(ライツ社刊)著者、三宅香帆による文学レポート。  ふと「いまの文学の流行りをレポート」みたいな内容を書いてみようかなと思い立ちました! なんとなく、音楽や映画だと「ナタリー」みたいな流行をまとめる記事っ...もっと読む

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