低温焼きのローストビーフは、プロ並みのできばえ必至!
ここ最近、輸入物のかたまり肉が安く手に入ることもあり、ローストビーフが手軽につくれるようになりました。かたまり肉を焼くから、家にいながら豪華な演出ができるローストビーフ。切り分けたときの赤身の肉の表面は、肉好きにはたまらない一品です。
でも、自分でつくるとなんだか表面がカチカチ!とか、肉にジューシーさがたりない!などということも。そこで、著書『肉の本 今晩は、お肉を食べよう。』の著者で大の肉好きの料理研究家・行正り香が絶品「ローストビーフ」のつくり方をご紹介します。
かたまり肉を焼くときは、まず、室温に戻しておくことが基本です。かたまり肉の表面と中の温度が違うと、火のとおりにムラができ、上手に焼けません。そして、焼くときの温度ですが、一気に高温で焼き上げた方が肉汁を閉じ込められそうな気がしますが、じつは「120℃くらいの低温で、じっくり焼くこと」が大切。低温で焼くことでうま味が閉じ込められ、ジューシーな仕上がりになるのです。
用意するかたまり肉は、あまり小さいものよりも、できれば500gくらいの大きさのものを焼くのがベスト。失敗なく、おいしく焼けます。では、実際に「ローストビーフ」をつくってみましょう!
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