最小限のテクニックで、最大限の効果を得る!
それはチークを変えること!
私は「笑顔をメイクで再現する」というスマイルメイクを提案しています。
簡単に言うと、女優でもモデルでもなく、「自分にとってのいちばんいい顔=笑顔」をメイクでつくりだす、ということ。普通にしていても笑顔と同じように「美人度」を上げることができるのです。
スマイルメイクをしようとしたときに、いちばんのポイントとなるパーツはどこでしょうか?
笑ったときに大きく表情が変わるパーツ。そして、最もさりげなくイメージを変えられる、それがチークの実力です。
前回、笑顔の印象をメイクでつくるための基本的な考え方をお伝えしました。今回は、簡単なテクニックで雰囲気を変えやすいポイントとしてのチークのテクニックについてご紹介しましょう。
笑顔になったときに高くなるパーツにチークを入れると、顔全体がやさしげに見えます。でも、チークの役割はそれだけではありません。まずは血色がよくなり、健康的なイメージに。そして、ふっくら見える暖色系カラーをのせるので、エイジングで痩せてきた頬や顔立ちは肉づきよく見えますし、フレッシュな印象にもなります。また、チークを入れることで、”頬骨はココ”と骨格を意識づけるので、顔立ちそのものがキュッとリフトアップして、小顔にも見えるのです。
では、実際のチークの入れ方や選び方についてご紹介しましょう。
最近では練りタイプのチークも多く出ています。練りタイプのチークを選ぶメリットは、肌にツヤ感が出ること。そして、練りチーク代わりにリップで代用してもOK! 肌に溶け込むように自然な血色が出ます。一方のパウダーチークは、セミマットな仕上がりになるので、きちんと感を重視する場合はこちらを。
ついつい見た目や輪郭をシャープに見せたいと、頬骨の下に斜めに入れる場合もありますが、柔らかい女性像を目指すスマイルメイクにおいては、チークは丸く、ふんわりとさせるほうがおすすめです。にっこりと笑顔になったときの印象を再現するため、自然とチークを入れる位置も上がっているので、チークを丸くぼかしても引き上がったイメージはキープできます。
では、チークの入れ方のテクニックをご紹介します。
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