すべてのオリンピアンに拍手を!

平昌五輪日本チーム、全ての選手に拍手です。次に向けて動き出す選手もいますが冬期スポーツを支える経済環境は厳しく支援を受けられるアスリートはひとにぎり。日本女子アイスホッケーチームも全員、苦心しながら練習に励んでいます。【小説の展開】アンの祖父伊織は巨大財閥をバックに持つ黒幕(?)。上層部にしばしば頼られ、面倒ごとを解決する。そんな折、品川スケートセンター閉鎖の話が持ち上がる。

16.この男はまた歯茎を剥いた。これこそ悪巧みのはじまる合図である。

堤下と会うことにしたのは、川原木がまた面倒な話を持って来たからだ。
「どうして私なんだ。商事も地所もあるじゃないか?」
「相談役なら独自のご意見も出よう、とイワサキ会長がおっしゃいまして」
 面倒な話が来るのは、私に対する信頼の証でもあるのだが、そういうことであればイワサキ君が直接言いに来れば良いではないか。イワサキ君は私を池に投げ込む石だと思っているらしい。蛙が跳ねるか、蛇が出るか、見極めてから船をこぎ出す。私は亀の背にでも乗らなければ池に沈んだままだ。

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小説「スマイル」。女子アスリート冒険物語

松宮宏

「スマイルジャパン」に架空の選手「アン」を加えて進む小説。アメリカでアイスホッケーに出会った「アン」はジュニアを経て全米大学選手権で活躍する。日本代表はアンを帰国させるがソチは全敗、アンが所属する事になった社会人チームもリンク閉鎖の危...もっと読む

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