「肺炎」のリスクは家の中のカビの除去で減らせる
肺炎とは、読んで字のごとく、肺が炎症を起こしている状態です。
免疫力が低下している方、ご高齢の方などに発症しやすく、発熱、悪寒、咳、たん、胸痛などの症状が出ます。肺炎は、風邪がきっかけで発症することも多く、「風邪だと思っていたら肺炎だった」などと、症状を悪化させてしまうケースが目立ちます。
実はここ6年ほど、日本人の死亡原因は、がん、心臓疾患に続いて、 肺炎が第3位の座に居座り続けており、患者数、死亡者数ともに急増している病気です。
肺炎は、近年増えている誤嚥性肺炎に加え、外から細菌、カビ、ウイルス、マイコプラズマといった微生物などが肺に侵入することで発症します。
エアコンを使いはじめたり、空気清浄機や加湿器をつけると、体調がよくなるどころか、逆に咳が出る。こんな症状は、以前の記事でもご紹介した、カビが原因の 「夏型過敏性肺炎」の可能性があります。
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