ご当地美女との触れ合いを求める夜の街の探索は、出張サラリーマンのボーナスステージ。なかでも、根強い人気を誇る歓楽街が札幌・ススキノだ。
人気の理由は、例えば、席につくや女のコが片足をかけてくるのが基本姿勢の“ススキノ式キャバクラ”。「貴重な一泊。口説いたり見えを張ったり、ムダな時間は過ごしたくない」という出張族のストレートな欲望にマッチしてか盛況。特に、街中が氷点下に凍る冬場は、厳しい外気と美女の肌の温もりが絶妙にマッチして、五感をビンビン刺激する。想像するだけで脳内の快楽物資が溢れ出す街・ススキノ。焦燥感に苛まれた僕は、機上の人となった。
路上からガラス越しに店内の様子が丸見え
大通りに面した2階部分にバニーガールのお尻が並ぶ。サービスで腰をキュッと上げてくれた
訪れたのは2月初旬。雪まつり真っ只中のススキノをブラリ散策していると、道ゆくおっさんたちが「オオッ」と歓声とともにテカついた笑みを向けるお店がある。視線の先にはガラス張りの路面店。カウンター内で接客しているバニーガールたちのお尻がガラス越しに丸見えだ。誘蛾灯のようにお店の中に吸い込まれてしまった。
タイ・バンコクのゴーゴーバーもかくやの客見せ方式を採用するこのお店は「ミリオン南4条通店」。系列は界隈に4店舗、ススキノガールズバーの先駆け的存在だ。
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