最初のフロンティア

「私」はどこからきたのか?1969年7月20日。人類がはじめて月面を歩いてから50年。宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。本書は、NASAの中核研究機関・JPLジェット推進研究所で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、宇宙探査の最前線。「悪魔」に魂を売った天才技術者。アポロ計画を陰から支えた無名の女性プログラマー。太陽系探査の驚くべき発見。そして、永遠の問い「我々はどこからきたのか」への答え──。宇宙開発最前線で活躍する著者だからこそ書けたイメジネーションあふれる渾身の書き下ろし!人気コミック『宇宙兄弟』の公式HPで連載をもち、監修協力を務め、NASAジェット推進研究所で技術開発に従事する研究者 小野雅裕がひも解く、宇宙への旅。 小野雅裕の書籍『宇宙に命はあるのか ─ 人類が旅した一千億分の八 ─』を特別公開します。


地球をテニスボールの大きさ(直径6.7㎝)に縮め、あなたの掌に置いたと想像してみよう。

月は2mの距離にあるビー玉(直径1.8㎝)である。

金星は220mの距離にあるもうひとつのテニスボール(直径6.4㎝)。

火星は390mの距離にあるピンポン球(直径3.5㎝)。

水星は480mの距離にあるプチトマト(直径2.5㎝)。

太陽は730mの距離にある二階建て住宅ほどの大きさの玉(直径7.3m)。

木星は3.3㎞ の距離にある大きめのバランスボール(直径73㎝)。

土星は6.7㎞の距離にある一回り小さなバランスボール(直径61㎝)。

天王星は14㎞の距離にあるバスケットボール(直径27㎝)。

海王星は23㎞の距離にあるもうひとつのバスケットボール(直径26㎝)である。

目を瞑って想像してみて欲しい。あなたの掌の上のテニスボールと、23㎞先にあるバスケットボールの間に広がる、虚空を。

もしこれらの世界まで新幹線の速さ(時速300㎞)で行ったらどれだけかかるか。

月までは53日かかる。

金星までは16年。

火星までは28年。

水星までは35年。

太陽までは57年。

木星までは240年。

土星までは480年。

天王星までは1000年。

海王星までは1700年。

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宇宙に命はあるのか ─ 人類が旅した一千億分の八 ─

小野雅裕

銀河系には約1000億個もの惑星が存在すると言われています。そのうち人類が歩いた惑星は地球のただひとつ。無人探査機が近くを通り過ぎただけのものを含めても、8個しかありません。人類の宇宙への旅は、まだ始まったばかりなのです…。 NASA...もっと読む

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yestarina 阪神が負けて落ち込んだ時はこれを。そこらの小説より面白く、続きが読みたくなるのは書き手にロマンがあるからだ。ロマンは想像から生ま… https://t.co/ssoxuyYBnX 2年以上前 replyretweetfavorite

masahiro_ono もし地球がテニスボールの大きさだったら? 第1章と2章の間に挟んだ、宇宙のスケールを直感的に理解してもらうための小話です。 https://t.co/n5yW2ip9Fs 2年以上前 replyretweetfavorite