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こんにちは、きのコです。
今年のバレンタインデー、皆さんはどう過ごしましたか?
去年は恋人や片想いの相手もひっくるめて、好きな人たち全員に贈ったチョコレートの総額が2万円を超えた私でしたが、今年も懲りずに大切な人たちにチョコをプレゼントしました。そんな中で、バレンタインについて思ったことをお伝えしていきたいと思います。
相手にあわせて選んだプレゼント
恋人Aさんと私とはお互いに九州出身ということもあり、なにか九州にちなんだ物を……と考えた私は、福岡で“博多のチョコのはじまりどころ”チョコレートショップの「博多の石畳」を買いました。「わざわざ福岡で買ってきてくれたんやね。ふわっふわで美味しい!」とAさんは嬉しそうに食べてくれました。
サバイバルゲームが趣味の恋人Iさんには、ミリタリーテイストのチョコレートをプレゼント。「こんなチョコがあるんだね!ありがとう」とIさんは驚きながらも大喜びでした。
そしてバレインタインデー当日、私はデートではなくサバイバルゲームで大騒ぎ。「血の雨を降らせてやるぜ!!」とドンパチに明け暮れた後で、仲間たち一人ひとりにきのコ特製チロルチョコを渡しました。自分の好きな写真でパッケージを作れる「DECOチョコ」というサービスで、私のサバゲ姿をパッケージにしたチロルチョコを作ったのです。「すごい!プリクラみたい!」と好評でした。
他にも、猫好きなあの人には、肉球のかたちのチョコレートを。
柑橘系のフルーツが好きなあの人には、オレンジのチョコレート漬けを。
(ちなみに去年は、特撮の怪獣映画が大好きなAさんに「シン・ゴジラ」をモチーフにしたチョコをプレゼントしました)
こんな風に相手に合わせて知恵を絞ってプレゼントを選ぶのが、毎年とても楽しいのです。
「おまえ、他の人たちにも気を遣えよ!」
一方で、「義理チョコ」という風習が、私はなんとも苦手。
会社の「女性社員全員がカンパし合って、男性社員全員にチョコを配る」という毎年恒例のイベントでは、いつも頑なにカンパを断っては嫌な顔をされていました。「きのコさんはバレンタインのチョコ配りに参加しない人」というイメージが定着して声をかけられなくなるまで、数年間は頑張ったでしょうか。
他にも、会社の大好きな先輩に一生懸命選んだチョコレートを渡したら、なぜか「おまえ、他の人たちにも気を遣えよ!」と説教され、頭にきてゴディバのチョコを数万円分買い込み「なんで私がこんなことしないといけないの!」と怒り狂いながら部署の全員に義理チョコを配ったこともありました。
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