『ぼくは勉強ができない』山田詠美
の次に読みたい3つの本
『放課後の音符(キイノート)』山田詠美
(新潮社)
『ぼくは勉強ができない』が「男の子」の小説だとしたら、それと対をなして「女の子」の小説となっている一冊。イイ女の定義がひっくり返る短編集。女の子はみんな一度はこれを読んで大人になってっ!
『いまを生きる』N.H.クラインバウム
(新潮社)
映画が有名な、アメリカの男子校を舞台にした青春小説。やっぱり『ぼくは勉強ができない』と『いまを生きる』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』は10代のうちに読んでほしい物語ベスト3。衝撃の結末に驚きつつ、自由は痛いんだよってことをはやいうちにわかっておいて損はないよ! 読書感想文にもおすすめ。映画も本当にいい、泣いてしまう。
『私を知らないで』白河三兎
(集英社)
とはいえ、みんながみんな「ぼくは勉強ができない」なんて大声で言える秀美くんのようになる必要はなくて。転校生活のせいですっかりクラスのヒエラルキーに溶け込む術を身につけた主人公の男子中学生がある日出会ったのは、クラスで孤立した美少女。題名の意味がわかると泣けてくる、今時の中学生なりの覚悟と切実さを綴った傑作青春小説。
『おとなの進路教室。』山田ズーニー
の次に読みたい3つの本
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