Q.何の本でしょう?→『マチネの終わりに』の作者のもう1つの名著

読みたい1冊はすぐ見つかるけど、その次の1冊が見つからないって「本好きあるある」の1つですよね。というわけで本日は、『ぼくは勉強ができない』、『おとなの進路教室。』、『初心者のための「文学」』の3つの「次の本」をご紹介します。【Kindle版発売中】『人生を狂わす名著50』より特別連載。作家、有川浩も推薦!

『ぼくは勉強ができない』山田詠美
の次に読みたい3つの本

『放課後の音符(キイノート)』山田詠美
(新潮社)

『ぼくは勉強ができない』が「男の子」の小説だとしたら、それと対をなして「女の子」の小説となっている一冊。イイ女の定義がひっくり返る短編集。女の子はみんな一度はこれを読んで大人になってっ!

『いまを生きる』N.H.クラインバウム
(新潮社)

映画が有名な、アメリカの男子校を舞台にした青春小説。やっぱり『ぼくは勉強ができない』と『いまを生きる』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』は10代のうちに読んでほしい物語ベスト3。衝撃の結末に驚きつつ、自由は痛いんだよってことをはやいうちにわかっておいて損はないよ! 読書感想文にもおすすめ。映画も本当にいい、泣いてしまう。

『私を知らないで』白河三兎
(集英社)

とはいえ、みんながみんな「ぼくは勉強ができない」なんて大声で言える秀美くんのようになる必要はなくて。転校生活のせいですっかりクラスのヒエラルキーに溶け込む術を身につけた主人公の男子中学生がある日出会ったのは、クラスで孤立した美少女。題名の意味がわかると泣けてくる、今時の中学生なりの覚悟と切実さを綴った傑作青春小説。


『おとなの進路教室。』山田ズーニー
の次に読みたい3つの本
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人生を狂わす名著50

三宅香帆
ライツ社
2018-02-02

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三宅香帆の文学レポート

三宅香帆

『人生を狂わす名著50』(ライツ社刊)著者、三宅香帆による文学レポート。  ふと「いまの文学の流行りをレポート」みたいな内容を書いてみようかなと思い立ちました! なんとなく、音楽や映画だと「ナタリー」みたいな流行をまとめる記事っ...もっと読む

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asobibalife #スマートニュース 12ヶ月前 replyretweetfavorite