上司に質問を門前払いされたら・・・?
「部長、今お時間よろしいでしょうか?」
こう話しかけただけなのに「あ〜ダメダメ! あとあと!」と、取り付く島もなく「質問を聞くのを断られてしまう」ことがあります。
営業マンの方だと、アポ入れの電話をするときに、このようなやりとりを毎日のように繰り返しているという方もいるでしょう。
お互いに顔が見えないのをいいことに、相手は遠慮なく「また今度にしてください!」と、電話をガチャ切りしてきます。
このように、質問の内容すら聞いてもらえない場合、その理由は何なのでしょうか?
また、どうすれば質問を聞いてもらえるのでしょうか?
相手がテンパっているときに質問していませんか?
相手に質問の内容すら聞いてもらえない場合、その理由はわかりきっています。シンプルに「質問するタイミングが悪い」のです。
要するに「相手が忙しいときに質問してしまっている」ということなんです。
「そんなことを言われても、今この話をしておかないと、後でお互いに困るのに!」と、部下の方は憤慨するかもしれません。
ですが、部下から上司に「今この話を聞いてほしい」と要求するのはNGです。なぜなら上司のほうが、はるかに優先度の高い仕事をしているからです。
察しがいい部下の場合、上司が電話で話している内容をそれとなく聞いたりして、上司の状況を瞬時に判断します。
今はダメだなと思ったらスッと去っていき、今なら行けるなと思えばヒュッと入っていって、すかさず質問するのです。
忙しい上司に話を聞いてもらうには、こうした分きざみの状況判断が欠かせません。
相手が話を聞いてくれる「うかつな時間帯」を狙う
とはいえ、的確に状況を判断するのはなかなか難しいものです。
「自分にはムリ!」という人のために、ひとつアドバイスを。
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逆に、一番ダメなタイミングは
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