井上はじめ
どうやって働かないでお金を得るかを真剣に考えた
はじめさんを襲った突然の交通事故。その事故ははじめさんの人生を大きく変えたそうです。33歳で1億円を達成した男性の人生に何があったのか、そのリアルを探ります。
ここまで読んできた読者の人の中には、「投資について何を当たり前のことばかり言っているんだ」と興味を半分失っている人もいるのかもしれない。
たしかにぼくが言っていることは、何の変哲もないことばかりだし、積立投資をコツコツやるのが一番いいというのはどの投資本をみても書いてあることだ。調べればわかることを、さも得意げに語ってイケ好かない成金野郎に見えるかもしれない。
ぼくもそう思う。お金を持っているからって、上から目線でものを言う資格はないし、人によっては大きなお世話に感じる人もいるかもしれない。だから、33歳のぼくが語るのは、自分の経験の中で得たことだけにしたい。ひとつ言えるのは、ぼくもコツコツ真面目に働いて、給料をコツコツ貯めているだけでは1億円なんて額を33歳で達成できるわけないと思っているということだ。
これから書くことは、ぼくの人生にとって大きな節目になったある事件について、の話だ。この事件があったおかげでぼくは自分の人生について真剣に考えるようになったし、お金についても誰よりも真剣に考えるようになった。紆余曲折や試行錯誤、あるいは迷走したみたいな時期の話だけど、この時期がなかったら、1億円を達成することもなかったし、今のぼくもいないと思う。そして、この事件の後遺症はまだ少し残っている。
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この連載について
井上はじめ
どちらかというとダメリーマンの筆者がどうやって1億円を貯めたのか? 意識高く自己研鑽に励み、収入アップをめざす方法ではないやり方で、老後も安心な資産形成をめざす! ユニークで誰にでもできる資産形成方法を次々と発見していく筆者は、マメに...もっと読む
著者プロフィール
大学卒業後から始めた資産運用で、1億円の資産形成をまもなく達成。
「お金を稼ぐ能力がないからこそ、お金を増やす!」をモットーに、投資の素人だからこそできることを一つずつ実行していく。将来の夢は、夏は北海道、冬は沖縄で過ごしつつ、普段は悠々自適なペンション経営。そのための準備を今から始めている。
〜著者からのメッセージ〜
ぼくは今、33歳のサラリーマン。
仕事もそれなりにこなせるようになったけど、
それでも右肩上がりに給料が上がるわけではないこの時代。
もし、何もしていなかったら、お金の不安をずっと抱えたまま一生を送っていたかもしれません。
もしあなたが、思ったように給料が増えなくて、将来のお金に関する悩みを抱えているのであれば、現実から目を背けず、あなたに出来ることから初めてみませんか?
そういう方のためのキッカケ作りになりたい。
それが、ぼくがこの連載をスタートした動機です。
この連載を通じて、ぼくが億万長者になるために10年間続けた『あること』を少しづつ紹介していきたいと思います。