第4回】地名コードの歴史

前回、横浜の「港の見える丘公園」の横に掲げられている国際信号旗「AHHW」は「こちら本牧鼻」という意味らしいことはわかりましたが、その由来は何なのでしょうか? 答えは、海に関係する「日本最初の社団法人」の発行する書籍にありました。

前回までで、横浜の「港の見える丘公園」の隣にある東洋信号通信社の旧本社に掲げられている「AHHW」の旗が、「こちら本牧鼻」という意味らしい(鼻は「岬」の意)ということまではわかりました。しかし、その4文字のコードのもとになったと思われる国際信号書の最新版には、陸地の場所を表す旗4枚の信号は載っていませんでした。

最新版がダメなら古い版はどうかということで、まずは昔の国際信号書をネットを検索してみました。すると、サンフランシスコにある「archive.org」というNPOのサイトに、 コーネル大学(Cornell University)の蔵書の「International Code of Signals / American Edition / Hydrographic office」という本を発見しました。

     

1907年は明治40年ですから、かなり古い本です。そして、この本の冒頭の「INTRODUCTION」には、以下のように書いてあります。

The International Code of Signals consists of twenty-six flags — one for each letter of the alphabet—and a Code Pennant.
Urgent and important signals are two-flag signals.
General signals are three-flag signals.
Geographical, Alphabetical Spelling Tables, and Vessels' Numbers are four-flag signals.

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磯崎哲也

わんことともに海のビジネスの追っかけをする「海とわんことビジネスと」。ビジネスの大海を渡ってきた磯崎哲也氏が、愛犬のくぅぽんとともに、ビジネスと海の魅力を語ります。(毎週更新)

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