安倍総理、スマイルジャパン緒戦(対スウェーデン)を観戦!

アイスホッケー日本女子代表チーム、オリンピックではじめてランク上位の国に勝ちました。世界ランクもひとつ上がって8位です。【小説の展開】祖父は謎のフィクサー、孫娘はアスリート。会話がかみ合わないが、誰もがアンのスター性を見抜いた。アンは「スマイルジャパン」にスカウトされて帰国。「孫娘が日本代表だって?」 祖父は懐疑的。


5.スマイル・ジャパンって? 宗教団体か?

 私の名は「伊織」という。
 信州でサムライをしていた六瓢(ムヒョウ)家では当主になった者が改名して名乗る。21世紀になっても六瓢家にはそんな古いしきたりが残っているのだ。私に息子がいれば次の「伊織」を継ぐのだろうが、授かった子は娘の浪江ひとりだったのである。
 六瓢家を絶やすことはできなかったので、浪江の伴侶となった榊原洋介君は養子に来てもらった。彼が次の「伊織」になるかと思ったが、まだ話していない。名を継がせたいのはやまやまであるが、もはやそんな時代ではない、とも思っているからだ。
 そうなると、私が六瓢家最後の「伊織」になる。
 と思っていた。
 そんなところに、孫娘が「いおり」なのである。
 浪江は娘に「アン」と命名し、漢字を「庵」と充てたが、出生届を家政婦の光代に出しに行かせたのがいけなかった。

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小説「スマイル」。女子アスリート冒険物語

松宮宏

「スマイルジャパン」に架空の選手「アン」を加えて進む小説。アメリカでアイスホッケーに出会った「アン」はジュニアを経て全米大学選手権で活躍する。日本代表はアンを帰国させるがソチは全敗、アンが所属する事になった社会人チームもリンク閉鎖の危...もっと読む

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