アイスホッケー女子日本代表、愛称は「スマイルジャパン」

小説あらすじ:アンは全米大学選手権(NCAA)決勝戦に進出、満員となったマジソンスクエアガーデンでチームの全得点を挙げる活躍をするが、猛烈な反則プレイを受けて気絶し退場となる。しかしチームは優勝。気がついたとき、アンの前にいたのは予想外の人物だった。※この連載は、通称「スマイルジャパン」と呼ばれる彼女たちに、架空のアスリート「アン」を加えて進む小説です。オリンピックの速報ニュースも混ぜながらお届けします。





▷オリンピック速報

五輪は平和の祭典。女子アイスホッケー南北合同チームも健闘を、と言いたいところですが・・



3.8歳の私は大きな男子大学生の守るゴールにシュートを決めた。

 ママはスケートリンクまでの片道70キロを何度も運転してくれた。私は帰り道、正体なく寝ていた。
 ママはたいへんだったろうが私は夢をかなえるため力の限りがんばった。そしてアイスホッケーはとても楽しかった。つらいことなど何もなかった。

 こどもチームに公式試合はなかったが、真冬には合宿もあった。凍った池(ポンド)の表面を平にならしてリンクを作るのだ。ポンドホッケーという、自然に囲まれての練習は格別だった。
 池だから入場無料。
 地元イエール大学の選手もやって来て、私たちガールズを教えてくれた。私は大きな男子大学生の守るゴールにもドリブルシュートを決めた。

「アン、才能あるぞ!」

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

スマイル

松宮宏
NextPublishing Authors Press
2018-06-22

この連載について

初回を読む
小説「スマイル」。女子アスリート冒険物語

松宮宏

「スマイルジャパン」に架空の選手「アン」を加えて進む小説。アメリカでアイスホッケーに出会った「アン」はジュニアを経て全米大学選手権で活躍する。日本代表はアンを帰国させるがソチは全敗、アンが所属する事になった社会人チームもリンク閉鎖の危...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

icehockeystream 「なんとそれは、長野オリンピックで日本代表の主将も務めた鈴木隆人氏だったのである。」 |小説「スマイル」。女子アイスホッケー物語|松宮宏|cakes(ケイクス) https://t.co/FEn1vKyJlm 2年以上前 replyretweetfavorite