​いつまでも同じ自慢をする人たち

自慢話をされるのが好きな人はそうそういません。でも、本人が意識しているかどうかに関わらず、自慢話をしてしまう人は多いもの。その自慢話は一体何を表しているのか。bar bossa店主・林伸次さんが分析します。

大学時代の話をし続ける人

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

もう10年も20年も前のことなのに、ずっとずっと学生時代のことを話す人っていますよね。大学に入ったばかりの時に「入試で何点とった」とか「あの問題が難しかった」なんて話すのはわかります。出会ったばかりの友人と話すつい最近おきた共通の話題ですから。でも、もういい年をしている人から僕とは関係のない大学の時の話を聞かされたりすると、なんだか小学生の時にかけっこで一番になった話を聞かされているみたいで、苦笑いしてしまいます。

どうして彼らはずっと大学の話をするんでしょうか。その彼らの大学は、おそらく「偏差値の低い大学」ではないですよね。たぶん有名大学でないと、そんな大学の話はしないはずです。申し訳ないのですが、結局その話って自慢話なんです。

ところで、みなさん自慢はしますよね。僕もするし、しないと思っている人もどこかで自慢話をしてしまっているものです。でも、問題はその内容なんです。ある時、自分の家系を何度も何度も自慢する方がいたんですね。「どうしてなんだろうなあ」ってずっと考えていたら、その人にとって自慢できることって家系だけなんじゃないかと気が付きました。その人、他のことが全然うまくいってないんです。でも唯一自慢できる家系についてついつい話してしまうんです。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

taikomatsuo これは響くなー。「限界」を上に持っていけるようがんばるっ。/いつまでも同じ自慢をする人たち|林伸次 @bar_bossa | 4ヶ月前 replyretweetfavorite

unamuhiduki 有料会員かよ!イラネー 4ヶ月前 replyretweetfavorite

munnta_kun なんか自分の限界を無意識に限定してしまっているのは寂しい気もするな。自分の限界は何なんだろ? https://t.co/uTzUQ9tHdt 4ヶ月前 replyretweetfavorite

kyawa58ok 勉強できたけど、頭よくなかったタイプね。学歴とか会社名とかトロフィー守ることに必死だから切ないよね→いつまでも同じ自慢をする人たち|林伸次 @bar_bossa | 4ヶ月前 replyretweetfavorite