アメリカン社畜編【2/3】そしてみんな「ノマド」になる【第4回】

なぜアメリカ人たちは「社畜」になっていくのか? 今回はアメリカン社畜を量産するメカニズムを説明します。

 前回は米国企業での採用や解雇、あるいはAt Will Employmentなどの雇用の在り方について説明しました。今回はこの At Will Employmentに加え、シリコンバレーの多くの企業がどのような工夫で社員を馬車馬のように働かせるのかを見てみましょう。


「アメとムチ」は英語で”Carrot & Stick”
 社員を働かせる方法、それは有り体に言ってしまえば「アメとムチ」です。社員を社畜化するのはある意味簡単なのですが、難しいのはどうやって優秀な社員に残ってもらうかです。At Will Employmentは双方向ですから、よほどうまく餌付けしないと、優秀な社員はより働きやすい職場を求めてドンドン辞めていってしまうのです。

 実際シリコンバレーの離職率は年間14パーセントにものぼります。10年もすると8割以上もの社員が入れ替わってしまうのです。最近ユニクロの3年以内の離職率が5割近いことが話題になりましたが、シリコンバレーはずっと前からユニクロとほぼ同様の離職率で平常運転を続けているのです。

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松井博

現在、IT革命によって世の中の仕組みが急速に変わりつつあります。産業、政治、就労、コミュニケーション…… 影響を受けない分野はありません。未来はどうなっていくのか、こうした時代が私たちにどんな選択を迫ってくるのか、元アップル管理職の松...もっと読む

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コメント

nobu_nakata 実際シリコンバレーの離職率は年間14パーセントにものぼります。シリコンバレーはずっと前からユニクロとほぼ同様の離職率で平常運転を続けているのです。 約5年前 replyretweetfavorite

hidefumi1 今のうち無料 https://t.co/Y5tvxkmFH1 約5年前 replyretweetfavorite

Matsuhiro ここいらに詳しく書いたけど、「【06/08 09:44まで無料 】 https://t.co/mDFYz00z2f」 ストックオプションが大化けすれば家が買えたりする。社員に滅私奉公を期待するなら、このくらいにニンジンがないと、フェアじゃないよ。 約5年前 replyretweetfavorite

k_airyuu 良い悪いでなく、フェアではある。> 約5年前 replyretweetfavorite