ロボット掃除機の三つの欠点
2000年代初頭に、アメリカから日本に初上陸したロボット掃除機「ルンバ」。
その人気はとどまることを知らず、国内累計販売台数は2016(平成28)年10月の段階で、すでに200万台を突破しています。
特に都市部のマンション住まいの共働き家庭には、この「ルンバ」をはじめとしたロボット掃除機は大変重宝がられているようです。その理由は、マンションなど比較的段差の少ない住宅であれば、ボタン一つ押すだけで、はたまた外出先からスマホで操作するだけで、AI(人工知能)が搭載されたロボット掃除機が、家中の各部屋をくまなく動き回って床を掃除し、家の主が帰宅する頃には自動で充電器まで戻っているという、夢のような利便性にあります。
とても便利で賢いロボット掃除機ですが、実は致命的な欠陥があります。
それは、次の三つです。
①排気口が床面に近いため、自分の排気で床のホコリを舞い上げてしまう
②湿気や静電気で貼り付いたホコリを吸うことはできない
③多くの機種では、部屋の隅のホコリを吸うことができない
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