一生懸命」は精神論?いいえ、確率論です

50歳まで現役を継続した山本昌さんは、球界一あきらめが悪いことでも有名でした。何事も最後までやり抜くという哲学は「笑顔」と並ぶ昌さんのトレードマーク。「現役時代より忙しい」というセカンドキャリア真っただ中の“レジェンド”が、いま再び考える「一生懸命」の意味。それは精神論ではなく確率論だと、昌さんは説明するのです。

エース級が試合を「投げる」のは「次」が確約されているから

現役時代のあるとき、3歳下の後輩、ジャイこと山﨑武司が、こんなことをいい出した。

「山本さんが『投げた』ことって、ほとんど見たことがないと思う」

ぼくはピッチャーだから、投げるのが仕事だ。でもジャイがいったのは別の意味。つまり「あきらめる」という意味の「投げる」の方だ。

「エース級の投手は序盤に4、5点取られると、そこで試合を『投げちゃう』ことがあるけれど、山本さんは違うんだよね」

そんなことまったく考えたことはなかったが、ジャイにそういわれて、「ああ、そうかもしれないな」と思ったものだ。

彼がいいたかったのは、こういうことだ。

滅多にないことだが、

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山本昌の楽しいセカンドキャリア講座|笑顔の習慣34

山本 昌

第二の人生は現役時代より忙しい――。50歳でのプロ野球界引退後、現在は野球解説者、コメンテーターとして引っ張りだこの山本昌さん。「マイナス思考の塊だった」という彼の人生を変えたのは、たった1つの習慣だった⁉ 仕事と趣味の2つの視点でセ...もっと読む

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yamamoto34masa 「笑顔の習慣34」発売記念連載 今回は「 一生懸命」は精神論?いいえ、確率論です。 というテーマです。 是非見て下さい! https://t.co/05QxQHN8zG 約1年前 replyretweetfavorite