どんな予定であれ先約が絶対に大事
スケジュールを組むとき、仕事の優先順位はプライベートと全く一緒で同率1位。単純に先約を優先する。
プライベートな予定が決まっているところに後から仕事のオファーが入ってきてもそれは入れないし、すっごく会いたかった人といきなり会えることになったとしても、すでに仕事を入れている日時だったらそれはあきらめる(ただどちらも、日にちがそれほど重要な予定でなければ、別日にズラせないものかと検討することはある)。
「ごめん、急な仕事が入っちゃった」と簡単に言い出す人は、基本的に「まあでも仕事だから仕方ないよね」と考えているフシがあるように見えるけれど、仕事ならば仕方ないという感覚は私の中にはない。私は仕事を理由にプライベートの予定をないがしろにするようなことは絶対にしないし、そんなのは仕事ができないヤツの言い訳だと思っている。「そんなんだから、いつまでも急な仕事に振り回される立場にいるんだよ、あなたは……」とも思う。
仕事であれプライベートであれ、単純に、他人を巻き込んで組んだ予定を後から動かすのは相手に失礼だから、とにかくそうならないように予定を組んでいる。だから「来月は、この遊びがしたい!」「ここへ行きたい!」というようなプライベートな希望があるときは「早く日にちを決めよう! 仕事が入っちゃう前に決めよう! そしたらそこはもうスケジュールブロックするから!」と言う。そうして無事に日にちを決めたら、そこにはもう絶対に仕事を入れないようにする。
とはいえ、私がプライベートと仕事を同率1位で大切にできるようになったのは「下田美咲業」を確立できた24歳からで、それまでは仕事を最優先にしていた。
下積み時代は二人で遊ばないようにしていた
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。