一年でいちばんおめでたい日の、ごちそうカボチャ。

盆でも正月でもない。いちばんおめでたいのは、冬至である。この日を境に、昼の時間がどんどん長くなる。最低限の暖房で生きている身としては、この日照時間の長さは、ものすごく大事なんです。冬至のごちそうといえば、昔からカボチャと決まっている。夏の野菜を、冬に食べるこのぜいたく。もともと甘いカボチャだから、きりっと煮てみました。ますます人気『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』好評発売中。

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一年で一番おめでたい日

 みなさまこんにちは。クリスマスも無事終わり、あとは正月を迎えるのみです。何かと慌ただしいですが、考えてみれば今の時期って、一年で一番イベントがぎゅっと詰まった華やかな季節でもありますよね!

 で、定番の質問に、こういうのがあります。
 「クリスマスとお正月、どっちが好きですか」
 皆さんはどっちですかね?
 私はといえば、実はそのどちらでもないのでありました。
 というか、この2大行事よりも何よりも、断然楽しみにしている日があるのです。

 それは……冬至!!

 うーん、我ながら渋い! 渋すぎる!・・っていうか、いったいそりゃなんだって人がいるかもしれません。
 改めて説明しますと、冬至とは、一年で一番太陽の出る時間が短い日のことです。なので宇宙の法則により、年によって日付は多少ずれていきます。
 今年の冬至は、12月22日でした。
 いやいや、この日をどれほど待ち望んでいたことか。心の中で、人知れず盛大に万歳三唱をしましたとも! いやー、めでたい!

 だってこれからは、どんどん日が長くなっていくのです。

 イヤね、私だって普通に暮らしていた時は、冬至なんて全く眼中にありませんでした。でも超節電生活を始めてからというもの、太陽の動向に無関心でいることなどあり得ません。
 だって、野菜の保存も、本を読むことも、太陽が出ていると出ていないとでは大違い。特にこの季節、暖房のない我が家では、太陽が何時間顔を出すかでその日のクオリティーが天と地ほど違うのです。太陽に燦々と降り注いでいただければ家がすごい勢いで温められるので、温室効果で夜でも暖かい。つまりはほぼ死活問題なのです。

 今ほど便利じゃない時代を生きた昔の人も、きっと私と同じ心境だったのではないでしょうか。古来、世界中いたるところで太陽は神と崇められてきたわけですが、そりゃそうでしょうともよ! 誰にでも分け隔てなく、しかも無料で、この上ない強大なパワーを我等に降り注いでくださる太陽さま。これほどのありがたい存在が他にありましょうや。
 これからも我々をお見捨てなきよう、どうぞ宜しくお願い致します。冬至の日の出を拝みながら、心からそうお願いしたのでした。

 で、この万歳三唱の日に食べるものといえば……。

 カボチャです!

夏の野菜を冬に食べる

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コメント

stakymtmk あーわかる。 冬至になると「これからどんどん日が長くなるんだなー、春に近づくなー」と嬉しくなる。 そして、夏至を迎えるとちょっとさびしい気分になる。 でもこれ、誰にも、そうだよね!って言ってもらえない笑 自分、太陽好きすぎ? https://t.co/tYwZDn5kh6 8ヶ月前 replyretweetfavorite