兼松佳宏(「greenz.jp」編集長)→中原慎一郎(ランドスケーププロダクツ代表) Vol.4「これからどんなものを作っていきたいですか?」

今回インタビュアーとして登場するのは、「あなたの暮らしと世界を変えるグッドアイデア」を紹介するウェブマガジン「greenz.jp」編集長の兼松佳宏さん。その兼松さんがインタビュー相手として選んでくれたのは、インテリアショップ「Playmountain」や、喫茶店「Tas Yard」などを運営し、住宅や店舗、オフィスなどのデザインも手がける「ランドスケーププロダクツ」の代表、中原慎一郎さん。近年は故郷・鹿児島でも精力的に活動し、異色の鹿児島ガイド本「ぼくの鹿児島案内」などの出版も手がけている中原さんに、兼松さんが聞いてみたいこととは?

これからどんなものを作っていきたいですか?

Q. 中原さんにとって「居心地の良い街」って何ですか?

中原:僕は、居心地の良い街よりも、居心地を良くしたくなる街が好きなんです(笑)。もともと居心地が良い場所に行くのは苦手で、自分が行ったらいけないような感じがする(笑)。成熟している街にはあまり興味がなくて、自分が入り込んで何かできるような所が好きなんです。あまり面白くない街の方がやりがいがあるし、どんな田舎に行ってもそこで面白いものを見つけられる自信はある。そういうものはそこら中に転がってるんですよ。

Q. そういう意味ではこれからも旅を続けていく感じなんですね。

中原:そうですね。デスクの前で考えているのが苦手なので、常に動きながら考えています。集中力がないというのもあるのですが、悶々としているのがスゴくイヤで、なんでも即決したいし、最初のひらめきや直感を大切にしたいんです。何をやるにしても、完成されすぎたものはあまり作りたくないというのがあって、それよりも何か変化のきっかけになるものができればと思っています。例えば、自分が心地良いと思うグラスがあって、それに共感してくれる人が出てくると、今度その人がまた別のグラスを選ぶ時に、そのグラスに似たものを探すかもしれないし、逆に全然反対のものを探すかもしれない。どちらにしても、そういう基準になるようなものを見つけたいし、作りたいと思っています。


ランドスケーププロダクツが手がけるインテリアショップ「Playmountain」。

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