ぼくは今、33歳のサラリーマン。
普通よりもちょっと下の収入しかないサラリーマンです。 でもこの年齢になってから出世を諦めたわけではありません。 大学生の頃から、なんとなくですが、
『ぼくは出世とは、ほど遠いサラリーマン人生を歩むんだろうな〜』と思っていました。
そして現在、社会人生活10年が経ちました。 結果は予想通り、出世街道とは無縁の世界にいます。しかし、そんなぼくが大学時代にした大発見によって億万長者に手の届くところまできています。 この連載を通じて、ぼくの大発見とぼくが10年間続けた『あること』を少しづつ紹介していきたいと思います。
さて、みなさんは自分の一生で1億円を貯められると思いますか?
もし貯めているという人がいても、おそらく多くの人が
『親からの【相続】でしょ?』とか
『【稼ぐ能力が高い】人だけだよ』とか
『ドリームジャンボ【宝くじ】が当たったの?』
と思うでしょう。
実際、2015年のデータによると日本全国に1億円以上の資産を持つ富裕層は212万人いることがわかっていますが、これは全国民の約2%でその大半は親子代々の世襲によるものです。
ちなみに親の力を借りずに1億円を普通に貯めるには……
年収600万円(手取り450万円くらい)で、毎月20万円ずつ貯蓄して、年間で240万円、10年間続けて2400万円、42年間続けて……やっと1億円を超えるという高すぎるハードル。
しかし、上述の方法で1億円を貯めた人はおそらくですが、存在しないでしょう。年収600万円をコンスタントに42年間維持することは出来ないし、年収が増える人は基本的に出費も増えていくものです。
毎月20万円をコンスタントに貯めるなら、最終的には年収1000万円を超えていなければ困難で、年収1000万円を超える人は日本には4%前後しかいないという現実もあります。
つまり、この方法は稼ぐ能力が非常に高い人に限定されるわけです。
では、宝くじで1億円以上を当てるのはどうでしょうか?
以下に宝くじで1億円当選することを含めて色々な確率をまとめてみました。
ここには、宝くじの中で、もっとも1億円当選の確率の高い『ジャンボ宝くじミニ』の確率を記載しましたが、『年末ジャンボ宝くじ』やサッカーくじの『toto』、6個の数字を予想して当てる『ロト6』での1億円以上の当選確率はもっとずっと低くなります。
ここまでくればみなさんもわかるでしょう。
っというより最初からわかっていたかもしれませんね。
そう。1億円を貯めるということは、とてつもなく難しいのです!
ぼくだって、もちろんそう思っていました。
普通の家庭に生まれて、高校までは地元の公立校に通い、大学は推薦で入った日本で1番卒業生が多いマンモス大学。(大学名は調べればきっとすぐにわかります)
奨学金を借りずに大学に行けたことは親に感謝していますが、1人暮らしをするほどの援助は受けられませんでした。千葉県の実家から神奈川県の大学に片道2時間かけて毎日通わなければいけないという、おそらく中流階級の家庭だったと思います。(頑張って育ててくれた父さん、母さん、こんな表現をしてごめんなさい(笑))
テストや学校の成績もまぁ普通、最後に受けたTOEICのテストは350点、大学3年で就職活動をスタートした時、履歴書の特技・資格欄には「普通自動車」としか書くことが出来ない、取り立ててアピール出来ることもない、そんな平凡な学生でした。(ちなみにそれは、33歳の今も変わらないのだけど……)
でも、こんな平凡な家庭で育った平凡なぼくが、大学時代の人生最大の発見によって今や億万長者の仲間入りに、手が届くところまできているのです。
ちなみにぼくの家庭は前述通りの中流階級の家庭で、【相続】は受けていません。
年収は日本人の平均と言われる300万円〜400万円をずっと推移しています。頑張って働いてはいますが、なかなか給料には反映されません。つまり、【稼ぐ能力が高い】わけでもありません……。
【宝くじ】は当たっていないどころか、買ったこともありません。
毎日ネットで株やFXのトレードもしていないし、それで稼げるような投資センスはぼくにはありません。
ぼくの中で他の人と違うところを探すとすれば、お金に対しての捉え方かと思います。
ぼくにとってお金とは「目標として数値化しやすいもの」。
ダイエットだって、体重を記録していくことで痩せやすいのであれば、それはお金も同じです。ゲームのスコアやレベル上げのように、どんどん増えていくことに楽しみを見出せたことが、1億円を貯められた秘訣だと思っています。
意外なことに世の中にも、ゲームと同じように裏技やハメ技があります。お金が足りないと悩んでいる人は、お金を増やす技を知らないだけで、それを実践すればお金は自然と増えていくのに……。
実際、ぼくがやってきた方法は、知れば誰でもできることがほとんどです。
本当にセンスとかテクニックのようなものではなく、
やるかやらないか。続けるか続けないかということばかりなのです。
別に、1億円を目指さなくてもいいとは思いますが、給料が増えない人にとって、この先の人生は常にお金の不安がつきまとう世の中です。一生懸命働いて定年まで勤めあげたのに、今の団塊世代の方たち以上に老後破産のリスクがあるのが、ぼくたち現役世代の宿命なのです。
もしあなたが、思ったように給料が増えなくて、将来のお金に関する悩みを抱えているのであれば、現実から目を背けず、あなたに出来ることから初めてみませんか?
そういう方のためのキッカケ作りになりたい。
それが、ぼくがこの連載をスタートした動機です。
これから、この連載を通じて、33歳で手取り22万円のぼくがどうやって1億円を貯めたかを、詳しくお伝えしていこうと思います。
(つづく)