ガルパン道ノススメ

忘れてはいけない「戦車」音楽とは?

もっとガルパンを楽しむための短期集中連載第三回は、「戦車」音楽について。「ガルパン最終章」にも出てきたあの戦車をベースにしているモンスターの音楽とは……?

『タルカス』エマーソン・レイク・アンド・パーマー(EL&P)

 SFファンとして忘れてならない「戦車」音楽が、エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「タルカス」(1971)だ。プログレッシブ・ロックの黎明期に出現したこの組曲は、全七曲構成。むかしのSFマガジン(1972年9月号、9ページ下段)で、故・野田大元帥が紹介しておられたのをご記憶の方も多いだろう。

 タルカスというのは、戦車とアルマジロを合体させたような形状のオリジナル・モンスター。名前は「タルカというカワウソ」に由来する(注1)。ジャケットの強烈なイラストを描いたウィリアム・ニールは、当時まだ画学生だった。これがどの戦車をベースにしているかは、『ガルパン最終章』をごらんになった方なら一目瞭然だろう。そう、戦車の始祖、イギリスの菱形戦車、あのマークⅠである。『最終章』に出てくるマークⅣは、これの改良型だ。

*注1 『キース・エマーソン自伝』(川本聡胤訳、三修社、2013年)より。訳注に「ヘンリー・ウィリアムソンによる一九二七年の小説『かわうそタルカ(Tarka the Otter)(海保眞夫訳、文芸春秋社)』)のこと。」とある。

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中村融 /酒井昭伸

12月25日発売のSFマガジン2月号では、「最終章 第1話」が絶賛上映中の「ガールズ&パンツァー」を特集しています。これを記念して、本特集の監修を務めた翻訳家・酒井昭伸氏による特別コンテンツをおおくりします。

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コメント

Gartheimer |ガルパン道ノススメ|酒井昭伸|cakes(ケイクス) #garupan # 5ヶ月前 replyretweetfavorite

Hayakawashobo 話題沸騰中のSFマガジン戦車SF特集、その監修をされた酒井昭伸氏による連続更新の第3回目が公開されました。 5ヶ月前 replyretweetfavorite

roundheadedboy がるぱんは知らないけど、タルカスは最高だ 5ヶ月前 replyretweetfavorite

hykw_SF 3日目の記事です。 https://t.co/O1vlRNITdL 5ヶ月前 replyretweetfavorite