ぽっかぽかにあったまる、わが家のさつま汁は、サツマイモ入り!

暖房がなくたって、お腹の中からあっためれば大丈夫。冬場はいつもの味噌汁が、どんどん鍋化していきます。ほっこり甘いサツマイモも、味噌と酒粕で味付けして、鍋仕立てにすれば、酒のアテにもごはんの伴にもぴったり。柔らかく煮えた根菜をハフハフしながら食べれば、体がホカホカしてきて汗まで出てきます。熱い具に熱い酒で、風邪なんてひいている暇なし!

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さつまいもラブ♥

 みなさまこんにちは。突然ですが、先日仕事で新潟へ行ってきましたら、新幹線で東京を出てしばらくは抜けるような青空だったのが、しばらくしてトンネルを抜けるといきなりの曇天と雪! 「トンネルを抜けると雪国だった」というのは文学的名言と思っていましたが、実はクールすぎる事実のレポートだったのでありました。東京ばかりにいると見えないものがたくさんあるなあ。日本は広く、陰影に満ちています。

 で、何が言いたいのかというと……

 いよいよ冬がやってまいりました!

 以前も書きましたが、この季節になると、稲垣家(一人暮らしですが……)の食卓は連日「鍋」であります。簡単だし、美味しいし、温まるし、寒い季節にこれ以上の料理はありません・・と理屈を並べてみましたが、よくよく考えると、要するに日々の「飯・汁・漬物」という食卓のうち「汁」がデカくなっただけなんじゃ……。

 まあつまりは、冷徹に言えば、単なる「具沢山の大型味噌汁」を連日食べているわけですな。

 でもね、何度も書きますが、物事はネーミングが大切です。

 「味噌汁」と言ってしまうと季節感もスペシャル感もないけれど、「鍋」と名づければあら不思議、ただそれだけで、たちまち冬のご馳走というムードが満ち満ちてくるじゃないですか。
 これを、日によっては「スープ」と言い換えたって良いのです。締めのうどんの代わりにパンでも添えればオシャレな西洋風食卓に早変わり。

 え、なになに? そんなのゴマカシじゃないかって?
 はいそうですとも。
 でも「ゴマカされた!」とネガティブに受け止めるかどうかは自分次第です。自分で作って自分で食べるんだから、楽しく食べることさえできりゃいいわけで、つまりは気持ち良くゴマかされたもん勝ちではないでしょうか。
 それでも納得のいかないあなた。鍋や器を変えるという手もありまっせ。
 普通の味噌汁も、土鍋で作れば「ザ・鍋」にしか見えなかったりします。そしてスープ皿に移せば「ザ・スープ」にしか見えなかったりする。スプーンを添えればもう完璧。
 これをすなわち発想の転換と言います。自分で自分を騙すってなかなか面白いよ。クリエイティブ魂炸裂!

 ……と、長々と言い訳をしましたが、つまりはこうして来る日も来る日も喜んで鍋を食べて生きておりまして、そんな私が最近凝っている具材が、サツマイモ!

 というのも今年、なぜか友人からサツマイモをいただくことが重なり、連日せっせと焼き芋にしておやつに食べていたんですが、それだけではなかなかなくならず、そうだ、ご飯のおかずにしてみようと。
 とはいえサツマイモ料理ってどうもご飯に合いにくいんだよね。
 甘煮とかレモン煮とかは、酒のアテにはありでしょうがご飯にはどうもね。イモの天ぷらという手はありますが、家で天ぷらなど滅多に作らぬ私にはかなりハードルが高い。

 で、そうだ、味噌汁の具にすればいいじゃないかと。

 いやー、これが……う、うまい!!

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稲垣えみ子

アフロで無職で独身の、稲垣えみ子52歳。朝日新聞退社後、激変したのは食生活。メシ、汁、漬物を基本に作る毎日のごはんは、超低予算ながら、本人はいたって満足。冷蔵庫なし、ガスコンロは一口、それでもできる献立とは!? レシピ本不要、作り置き...もっと読む

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