宮中祭祀」ってなんのこと?

宮中祭祀とは天皇が国の安寧と国民の幸せを祈念するために宮中で執り行う祭儀です。宮中祭祀の中でもっとも重要とされているのは新嘗祭・大嘗祭ですが、これらはどういう謂われがあり、どこで行われているのでしょうか?

宮中祭祀とは天皇が国の安寧と国民の幸せを祈念するために宮中で執り行う祭儀(神々や祖先を祀り、祈ること)で、皇居内にある宮中三殿や神嘉殿、各地の山陵で行われます。年間約三〇件以上の宮中祭儀がありますが、新嘗祭・大嘗祭を除くとその多くが明治以降に行われるようになりました。

宮中祭祀の中でもっとも重要とされているのが新嘗祭・大嘗祭で、その起源は『古事記』『日本書紀』に天照大御神が行ったと記される「新嘗の祭」に由来します。七世紀中ごろまで新嘗祭と大嘗祭の区別はありませんでしたが、天武天皇のときに大嘗祭は一世に一度行われる、きわめて重要な皇位継承の儀式、新嘗祭は毎年行われる祭祀とされました。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
皇室ってなんだ!?

竹元正美

今上陛下の退位、眞子様のご婚約と話題に欠かない皇室。いま国民の関心は高まっています。しかしながら、わたしたちは皇室のことをどれだけ知っているのでしょうか? 外国人に皇室のことをきちんと説明できるのでしょうか? 本書は東宮侍従として皇室...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

moxcha 諸悪の根源は明治だと、いろんな文献や記事を読んで思う。 3年弱前 replyretweetfavorite