ダラダラ生活もラクじゃない
今はチアの練習が週に1回。ウクレレとエレキギターの練習が隔週であって、友だちとの麻雀、参加しているNPOのミーティングがそれぞれ月1回。
そのほかに人と会ったりする用事もあって、なんだかんだ忙しい毎日を過ごしています。
だから、なんの予定もなく家にいる一日は、徒歩1分のスーパーに出ることすらしたくありません。
毎朝、大体5時半くらいには目が覚めるのですが、ベッドの中で「ごはん食べようかな~」「どうしようかな~」って思いながら、ダラダラダラダラ。
8時前になってようやく、朝のNHKの連続テレビ小説を見るために、むくりと起きだします。
朝ごはんを食べる気分になったら、パンを1枚焼いてオープンサンドにして、ダラダラダラダラ。お昼ごはんを食べて、またダラダラダラダラ。そして、あっという間にお夕飯。
そのダラダラダラダラの時間は、テレビをかけっぱなしにして、パソコンでゲームをし、気が向いたら音楽をかけて踊ってみたり、エレキギターをジャーン!と鳴らしてみたり。
ただ、本を読み出すとすべてを忘れて没頭しちゃうので、気づけば深夜なんてこともあります。
食べたいときに食べたいものを食べるのと同じように、やりたいときにやりたいことをし、寝たいときに寝るのが私の基本です。
そうして、本当に何もしない一日もあったりして、そんな日が終わるときは自己嫌悪に襲われたりもします。
「あー。またしても何もしなかった」
非生産的に時間を過ごしたことに罪悪感があって、ウジウジと気に病むわけです。
だから、ジャパンポンポンの名簿をまとめたり、関わっているNPOの機関誌を作ったり、「やるべき何か」があるとうれしかったりもします。
熱中しすぎて一晩で仕上げ、「もうできたの!?」と驚かれることもあります。
根っからの貧乏性なのか?
人間には何かやるべきことが必要なのか?
何もしたくなくてダラダラしているのに、それで自己嫌悪に陥っているわけですから、我ながらややこしいことです。
人様のためじゃなくて、オシャレは自分のため
「滝野さん、そんな洋服、どこで見つけてくるの?」
褒められているのか、けなされているのか、私の選ぶ洋服はどうやら、派手というか奇抜というか、少なくとも、年相応ではないようです。
娘時代からおしゃれは大好き。紳士物のスーツの生地を1着分買ってワンピースに仕立てたり、着物のショールをマフラーと帽子にアレンジしたり。 お給料はお洋服やアクセサリーにつぎ込んできました。
人から何を言われても構わないので、今でも好きなものを選んで着ています。
それが、人から見ると「よく着るね~そんなもの」と言われる代物らしいのですが、お化粧がだんだん厚化粧になるみたいに、派手なものって、だんだん慣れていくというか、麻痺するようです。
チアの仲間の中に、ご主人がお洋服をコーディネイトされる方がいるのですが、なぜか「滝野さんより派手なもの」がテーマで、いつも、「あー、負けた!」と残念がっています。
私のほうが派手さでは一枚も二枚もうわてみたい。
また、「滝野さんも着ているから大丈夫」と言って、赤いパンツを穿くようになった方もいます。
私の周りにはちょっとカラー音痴になる人がいるようなのですが、でも、とてもいいことだと思うんです。
若い人は地味でもいい。
私も若い時分は紺と黒が大好きでした。でも、年をとったら、多少、キレイな色のものを着たほうがいいんです。
地味でくすんだものを着ると、それと一緒になって年をとっちゃいますから。
私のオススメは赤。
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