重要なのは支出額よりも「何に使ったか」

単なる節約術ではなく、「貯められる自分」をつくるための方法を、家計再生コンサルタントの横山光昭さんに教えていただく本連載。第4回目は、家計簿によって自分が使っているお金を把握したあと、どのような行動をとればいいのか、具体的にお伝えしていきます。

家計簿の有用性と、まずは1ヵ月だけ家計簿をつけることをおすすめした前回。今回は、そうして把握した数字をどう活用すればいいのか、具体例を上げながら解説していきます。

家計の精密検査をしよう

「1ヵ月、1項目」の家計簿をつけることができたら、次のステップへ進みましょう。今度は1項目だけでなく、自分が1ヵ月間に使ったすべてのお金を、だいたいの金額でいいので、記録していくのです。その際、「被服費」「交通費」「医療費」など、下の図のような項目をつくって合計額を書き出してみましょう。

1ヵ月間の家計簿をつけ終わると、自分で何となくイメージしていた数字と現実との差に「毎日の外食でこんなに使っていたのか」「交際費が異様に高い!」などと愕然とすることでしょう。こうして、ブラックボックス化していた家計の中身を把握することができたら、やりくり上手までの道のりはもうすぐです。
ここで大事なポイントとなるのが、第1回でもご紹介した、「消費」「浪費」「投資」の考え方です。簡単におさらいしましょう。

この基準に照らし合わせ、1ヵ月で使ったお金を見直していきます。上の図の支出項目を、あなたなりに「消費」「浪費」「投資」の3つに分けていくわけです。「あなたなり」というのは、同じ項目でも、人によって区分けが異なるからです。たとえば、交際費が「消費」にあたる人もいれば、仕事の人脈を築くための「投資」ととらえる人もいるでしょう。自分の価値観に沿って判断してみてください。

「外食」は浪費? それとも投資?
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年金に頼れない世代のための貯金入門

横山光昭

老後の年金を期待できない時代に生きる私たちが今すぐにできることは、お金を貯めることです。単なる節約術ではなく、「貯められる自分」をつくるための方法を、ファイナンシャル・プランナーであり、家計再生コンサルタントの横山光昭さんに教えていた...もっと読む

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