アメリカン社畜編【1/3】そしてみんな「ノマド」になる【第3回】

実は「社畜」は日本の専売特許ではありません。アメリカの企業にも沢山の「アメリカン社畜」が存在します。米国企業の雇用事情について説明しながら、どうして米国企業のサラリーマンたちも社畜化するのか解き明かしてゆきます。

 今日はアメリカの「社畜」についてお話しましょう。
 「社畜」という言葉から想起されるイメージ、それは会社に飼い慣らされ、自分の意思や良心を放棄した会社の奴隷、あるいは家畜と言ったところでしょうか? 「会社人間」と同じような意味ですが、「会社+家畜」で強烈に皮肉が効いています。

 社畜は別に日本のサラリーマンの専売特許ではありません。実はアメリカの企業にも沢山の社畜がいます。英語にも「社畜」に相当する「corporate slave」(企業の奴隷)という言葉が存在し、ちょうど社畜と同じような意味合いで使われています。

 私の実体験と照らし合わせると、アメリカ企業の社畜度は日本のそれよりも高いのではないのかと思います。私自身、アメリカでは日本のサラリーマン時代とは比較にならないほど長時間働いていました。そしてそんなふうに働いている人は周囲にいくらでもいたのです。あの働きぶりは、今になって考えてみると「社畜」という言葉が本当にピッタリです。ではなぜアメリカにも沢山の社畜が存在するのでしょうか? 今週と次週の2回に渡ってアメリカの雇用事情について説明しながら、なぜアメリカにも沢山の社畜がいるのかを解き明かしてみましょう。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
IT時代の未来〜それはユートピアかディストピアか?

松井博

現在、IT革命によって世の中の仕組みが急速に変わりつつあります。産業、政治、就労、コミュニケーション…… 影響を受けない分野はありません。未来はどうなっていくのか、こうした時代が私たちにどんな選択を迫ってくるのか、元アップル管理職の松...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Shun__Sato 追い込まれた状況になってこそ、どうしようか考えてなんとか切り抜ける。 その時の成長は http://t.co/iRnurLmbi0 5年弱前 replyretweetfavorite

tommynovember7 日本の現行制度でも解雇はそんなに悪いものじゃないんだけどね。いろいろ優遇されるし。 5年弱前 replyretweetfavorite

Matsuhiro 日本でも解雇規制が論議されているけど、いい悪いはともかく、こういう世界だと思えばあんまり間違いじゃありません。 5年弱前 replyretweetfavorite

ko_kishi 絶対、必読。無料ぢゃなくても読む価値あり。 5年弱前 replyretweetfavorite