自己投資にお金は惜しまない!ハイレベルな知識を得よう。

15歳で起業した著者が超富裕層になるまでの15年を振り返る『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』特別掲載、第23回。正田さんは経営の専門知識を身につけるために勉強を始めました。そしてたどりついた、独自の勉強法、読書法とは。将来のための投資とは、こういうものかもしれません。

将来のための「修業期間」

 経営についての勉強の第一歩は、インターネットビジネスとは一切関係のない専門知識を身につけることから始まった。

 これまで会社を経営してきてはいたが、会計や財務、税務、法務といった知識が僕には少ないように感じていた。いや、厳密には少なくはないのだが、体系立てて習得したものではないため、たまに根本的なことでわかっていないことがあった。そこで、経営の基本であるこれらの領域から勉強することにした。

 とはいえ、何をどう学べばいいのかさっぱりわからなかった。考えた末に、会計、財務、税務に関する本を簡単なものから難しいものまで、ざっと一通り買い揃えてみた。

 最初は売れ筋のものをただ読むだけだったが、そのうちに僕なりの本の選び方を編み出していった。

 その読書法とは、例えば銀行からお金を借りる方法を知りたいと思ったときは、そのものズバリの「銀行からお金を借りる方法」といったようなタイトルの本を読むのではなく、あえて逆の発想をして、銀行員が貸し出しをする際の業務について書かれた本を読むというものだった。また、銀行員向けに内部で配られるトレーニングブックを手に入れて、それを読んで貸出業務に関する知識を得ることもあった。

 これとは別に、金融のことを知りたいときは、それに関連する本を十数冊選び、立て続けに読んでいった。そうすると、「この著者が言っていることはわかりやすくて的確だけど、こっちの著者が言っていることはわかりづらいな」と判別できるようになった。こんなふうに比較読みをしていき、いいと思った著者の本はすべて読破するという方法を繰り返した。

 この際に重要なのは、ただ単に巻末に記されている参考文献を見てみるだけでなく、本の中に出てくる人たちにも注目してみることだ。著者が教わった人物や尊敬している人物についてもメモを残しておき、彼らが書いた本を探して読むようにする。ここまで手間をかけることで、普段ならそうお目にかかれない良書と出合うことができる。

 各ジャンルでお気に入りの著者ができると、その人の連絡先をネットで調べ、実際にコンタクトを取ることもあった。その後、直接お会いして、その人に直接教えを乞うという方法で学んだりもした。

 本の著者にいきなりコンタクトを取ったと話すと、たいていの人が驚いた反応を見せる。「門前払いを食らうに決まっている」と考える人が多いのだ。だが、実際にコンタクトを取ってみると、意外かもしれないが喜んでくれる人がほとんどだった。

 本の著者の中で僕が一番お世話になったのが、ベストセラーを連発しているあるコンサルタントの方だった。彼は、どこの若者かもわからない僕からのアプローチを拒むことなく、快く面会の約束をしてくれた。その寛大さに感謝しつつ、僕は彼の事務所を訪れた。

 いざ話を聞いてみると、本には書かれていないことまでいろいろと教えてもらうことができた。そうした話を聞きながら、改めて著者にコンタクトしたのは正解だったことを確信した。

 その他、小売業の在庫管理について、かなり難しいことが書かれている本があった。

内容は興味深いのだが、わからないことがあったので、この著者にも電話で連絡をとり、面会させてもらった。

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15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと

正田圭

「僕は、どこにでもいるごく普通の子どもでした。両親はサラリーマンと専業主婦で、自分に特別な才能があったとも思えません」と語る著者、正田圭さん。そんな正田さんの「お金持ちになりたい!」という目覚めから、ついに超富裕層となった今日までの、...もっと読む

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