収入の 25パーセントは 「投資」に
前回は、お金の使い道を3つに分ける考え方をお伝えしました。
つまり、消費・浪費・投資のモノサシでお金の使い方を分け、一定期間続けること。
実際、これを家計相談の現場で皆さんにやっていただいて、めきめきと成果があがっています。
(1) 自分がどんなお金の使い方をしていて、今後どう変化させていきたいかを判断できる
(2) 貯金力のアップ
に確実につながるのです。
では、どのような変化や成果をめざせばいいのでしょう?
実は、ゴールに決まりはありません。なぜなら、人はそれぞれめざすところが違うからです。つまりゴールも違って当然なのです。
お金が貯められない過去の自分を省みて、「これからは投資(貯金)を増やすようにしたい」も正解ですし、「とにかく浪費が投資の割合を上回っている現状をひっくり返したい」という分かりやすい目標でもいいのです。
自分なりの目的を持って取り組んでみましょう。
そうはいっても、基本的な目安がないとむずかしいかもしれませんね。
わたしは依頼者の方に目安となる数字を示して、毎月の支出割合をそこに近づけるようにアドバイスしています。この目安があると日々の努力に張り合いが生まれるので、非常に効果が高いのです。
具体的には次のような数字です。