教科書に載っている文学作品って何がおもしろいの? と思うあなたへ
『初心者のための「文学」』大塚英志
(角川書店)初出2006
読まず嫌いの「文学」 VS 読んでみた「文学」
三島由紀夫や太宰治をどうしても読む気が起こらない人に、「読み方」を教えてくれる、文学のおもしろ取扱説明書。#文学の読み方を教えてくれる一冊 #批評家・原作者が書く #大人になってから文学を読みたくなったあなたに! #ラノベと文学の境目に興味のある人にも #「ちょっと文学でも読んでみるかな」という気分のときにおすすめ
どうして、私たちは学校で「文学の読み方」を教わらなかったのだろう?
現代文という教科があったのに、なぜ、結局、中上健次も安部公房もよくわからないまま卒業したのだろう?
大人になって「もうちょっと文学でも読めるようになりたいなぁ」と思ったことのある人へ。私はぜひこの『初心者のための「文学」』という本をおすすめしたい。
この本は、その名のとおり文学に対して「初心者」の人向けに、「文学の読み方」を教えてくれる本である。
ふつうに本好きだった私が「本ってこんな読み方ができるのか」と驚いて、大学で文学研究しよっかなーと思った、きっかけの一冊でもある。
初めてナンパ教室に来てキョドる男たちへ、華麗にナンパを指導する先生みたいな本
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