中学生の初めての金儲けは、「フライドポテトの容器」!?

15歳で起業した著者が超富裕層になるまでの15年を振り返る『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』特別掲載、第3回。お金持ちばかりの同級生に囲まれ、「絶対にお金持ちになりたい!」という願望を強くする正田少年。初めてのお金儲けのネタはフライドポテトの容器(?!)でした。それを資金に、さらなる金儲けを企てる正田少年です。

中学生が不動産投資!?

 中学生という多感な時期にこうした雰囲気の中で育っていったためか、2年生の終わりころからは「絶対に金持ちになりたい」という願望がいっそう強くなっていく。その思いはハワイ旅行を境に決定的なものとなった。

 それまでは、「弁護士になれば金持ちになれるに違いない」という漠然としたイメージを抱いていた僕だったが、『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んでからは、いい大学を出て弁護士になっても、必ずしもお金持ちにはなれないと考えるようになっていた。

 お金持ちになるためには、ただ単に学校の勉強をするのではなく、お金についての勉強を意識的にしなくてはならない。『金持ち父さん 貧乏父さん』によれば、学校の勉強で身につく「リテラシー」ではなく、「ファイナンシャル・リテラシー」を高めることが大切だと書いてあった。この本にかなり感化された僕は、すでにいっぱしの知識を得たような気分になっていた。

 本を通じてお金持ちになるための考え方に触れてからは、一刻も早く行動に出たくなった。ハワイにいるときから、僕は日本に帰ったら不動産投資をさっそく始めてみようと心に決めていた。

「金持ち父さん」の教えでは、自己資金だけで不動産売買をするのではなく、銀行からお金を借りて不動産を買い、それを担保に再びお金を借り、さらに投資を繰り返す方法が説かれていた。

 帰国後、僕はすぐに書店に足を運ぶと、不動産投資についての書籍を立ち読みしまくった。そして、見よう見まねで資料を作り銀行に足を運ぶが、すぐに壁にぶち当たってしまう。

 銀行に借り入れの申し込みをするには、収入証明書などの書類が必要だったからだ。たかだか中3の自分に、まともな収入なんてあるはずがなかった。結局のところ、不動産投資をするのは自分の年齢では無理だということがわかった。

 だが、それがわかったからといって、すぐに落胆するようなことはなかった。むしろ、自分で情報を集め、目標に向かって積極的に行動を起こすことができたことにある種の達成感を覚えていた。そのことがなんとも言えず快感だった。お金儲けをする方法は、他にもいくらでもあるはずだ。僕は別の方法を探っていくことにした。

初めてのお金儲け

 いきなり不動産事業の野望が打ち砕かれた僕は、もう一度「金持ち父さん」を読み直してみた。そこで目にしたのが、株取引だった。ちょうどそのころ、世間では、ネットを通じて株の売買ができるようになってきていた。『ダイヤモンドZAi』『ビジネスチャンス』などのマネー誌でも、デイトレードが特集され始めていたころだ。僕はそうした本や雑誌を立ち読みし、知識をどんどん詰め込んでいった。

 当時の僕には、数十万円の資金があった。

 この資金の多くの部分は、学食で売られているフライドポテトの容器を集めて稼いだものだった。

 そのからくりは、いたって単純だ。

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15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと

正田圭

「僕は、どこにでもいるごく普通の子どもでした。両親はサラリーマンと専業主婦で、自分に特別な才能があったとも思えません」と語る著者、正田圭さん。そんな正田さんの「お金持ちになりたい!」という目覚めから、ついに超富裕層となった今日までの、...もっと読む

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コメント

keimasada222 懐かしい話 https://t.co/tFcDfO83iR https://t.co/FPTx1jTlrY 3年弱前 replyretweetfavorite

moxcha 20万必要だから渋ったのではなく「こいつかよ」ということだろうと。 3年弱前 replyretweetfavorite